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私が小さい頃(1950年代)を何度思い返しても炭水化物の摂取量や総摂取エネルギー(カロリー)に対する比は今よりはるかに高かった。肉や肉製品から摂取する脂質や蛋白質が現在より圧倒的に少なかった。 意外と知られていないが、いろいろな疾患、とくに糖尿病の発症を理解するために重要な日本人の栄養素と総摂取エネルギー(カロリー)の変化を図に示して、それから考えられることをまとめてみた。 摂取総カロリー、蛋白、脂質、炭水化物比の変化 図(上)は、過去60年間の日本人の蛋白(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の総エネルギー摂取に対する比の経年変化で、出典は国民栄養調査をまとめた総説からである(1)。これは約15000人を全国の定点観察地から無作為に選んで栄養調査を行っているので、無作為化が難しい各研究機関が行っているコホート研究よりは正確であろう。これを見て小さい頃の記憶を再確認できた。この経時変化は糖尿病
日本ローカーボ食研究会は2011年に医師、管理栄養士などが集まって発足、2012年にNPO法人となりました。この会では糖質制限食による2型糖尿病治療について科学的知識の収集、分析及び臨床応用を進めてきました。それらをもとに医療関係者へ“ゆるやかな糖質制限食(ローカーボ食)”についての科学的知識と実践方法の普及を図ってきました。2013年にはそのノウハウまとめた「正しく知る糖質制限食」(技術評論社)を、2016年には「ゆるやかな糖質制限食による2型糖尿病治療 -ガイドライン2016-」を出版しました。 この間、糖質制限食は広く知られるところとなりましたが、相変わらず日本発の臨床研究報告は少なく、残念なことに多くの人たちはいまだ民間療法レベルの知識のままでこの食事療法を行っています。私たちの研究会は、長期間続けても安全で効果的な“ゆるやかな糖質制限食”を軸に、さらに効果的な治療法の確立及びその
日本ローカーボ食研究会は2011年に医師、管理栄養士、薬剤師、生理学研究者などが集まって発足しました。主な目的は、ゆるやかな糖質制限食を2型糖尿病や肥満の治療へ組み込むため安全で有効な指導方法を医療機関や広く一般に啓蒙すること、それに臨床研究を行うことです。これまでに定期的な講演活動、学術集会、症例検討会、学術論文の発刊、啓蒙書の出版「正しく知る糖質制限食」(2013年 技術評論社)、「ゆるやかな糖質制限食による2型糖尿病治療 -ガイドライン2016-」(2016年 風媒者)、「医師が実践するおいしい糖質オフレシピ216」(2018年 西東社)などを行ってきました。その間、この食事療法は一般に広く知られることになりましたが、未解決の課題はまだたくさん残っており臨床研究による解決が期待されています。また、この会はゆるやかな糖質制限食にとどまらず、食事療法を生活習慣病全域、循環器
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