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買ってよかったもの
otomachi.net
初めて優河にインタビューしたのは、もう2年以上も前になる。私はほぼ初対面だったが、とてもそうは思えないほどスムーズに楽しく、そして実は記事にはしていない、とても興味深い話もできたことをよく覚えている。年齢では推し量れない話の内容や経験、佇まい。それと同時に彼女はまだ23歳のたおやかで可愛い、年相応の女の子でもあった。 今でも、大きなギターケースを背負い取材場所から1人てくてくと帰っていく、あの後ろ姿が忘れられない。それは凛としつつも健気で、何だかこれから彼女が沢山の人と交わりつつ、それでも1人、音楽の道をゆく象徴的な姿のように映ったからだ。 あれから彼女は26歳になり、黒髪の少女は髪を金色に染めて、再び私の前に現れた。 透明でどこか神秘的に「物語」を紡いだ世界を前作の『Tabiji』と表すなら、今作の『魔法』はもっとずっと個人的で、内省的なものに思える。そこにははっきりと「出会いや別れ」「
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