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災害への備え
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「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。 閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)に有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。 閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)とは CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。 CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。 「鼻にマスクをつけて空気が送られてくる状況で眠れるものなのか?」と思われるかもしれませんが、医療機関で適切に設定された機器を使い、鼻マスクを正しく装着できているかどうかが重要なポイントです。そのため、医療機関に1泊入院して治療に適した機器設定を行う(タイトレーション)場合もあります。治療は毎
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される病気です。つまり、眠っている間に呼吸が止まっている状態のことをいいます。 Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。 医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です(※2)。 寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。 この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。 ※1 Benjafield AV, et a
タバコがやめられない お酒が好きで、寝る前のお酒が習慣化 太り気味。暴飲暴食してしまうことがある 高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往がある SASは、太った男性がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、太っていなくても、痩せていても、女性でもかかる病気です。 それは、顔や首まわりの形態的特徴がその発症と強く関連するためです。 SASになりやすい形態的特徴をご紹介しましょう。 首が短い 首が太い、まわりに脂肪がついている 下顎が小さい、小顔 下顎が後方に引っ込んでいる 歯並びが悪い 舌や舌の付け根が大きい 参考: 井上雄一, ほか: 睡眠呼吸障害Update2011, ライフサイエンス, 2011; 54. 自分でできるワンポイントチェック! 鏡の前で、喉を診てもらう要領で大きく口を開けて、舌を下に出してみましょう。 このときに、口蓋垂(のどちんこ)は見えていますか? 上記の図のよう
上気道に空気が通る十分なスペースがなくなり呼吸が止まってしまうタイプです。 SAS患者さんのほとんど、9割程度がこのOSAに該当すると言われています。 上気道のスペースが狭くなる要因としては、首・喉まわりの脂肪沈着や扁桃肥大のほか、舌根(舌の付け根)、口蓋垂(のどちんこ)、軟口蓋(口腔上壁後方の軟らかい部分)などによる喉・上気道の狭窄が挙げられます。 これには、骨格とその中におさまる解剖学的な組織の量が関係します。 元々大きい骨格であれば多少太ったとしても、つまり組織の量が増えても、上気道を狭める可能性はそう高くはありません。しかし、例えば元々小さい骨格の場合はどうなるでしょう? 上気道のスペースが圧迫されて狭くなり、元から上気道のスペースが少ない場合にはさらに閉塞しやすい状況になるわけです。 横向きになるといびきが止まる!? 「仰向けに寝るといびきをかくのに、横向きになるといびきをかかな
昨今、「いびき」を主訴に医療機関を受診する人が増えていると言われています。 パートナーや周りから指摘され、「迷惑をかけたくないから、とにかく治療したい」と受診する人も多いようですが、いびきの背景にある「病気」にも目が向けられるようになったことも受診者が増えている一因かもしれません。 「自分のいびきで目が覚めたことがある」という人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は寝ている間の自分の状態についてよくわかっていないはず。 自分がいびきをかいているのか?かいていないのか?具体的にどんなときにかいているのか?といったことをきちんと知るには、眠っているときの状態を客観的に検査することが大切です。 普段はいびきをかかないのに、疲れたときやお酒を飲んだときに限っていびきをかく、という人もいるでしょう。これは「散発性のいびき」です。 一方、寝ているときはいつもいびきをかく、という場合は「習慣性いびき」で
本来、睡眠は日中活動した脳と身体を十分に休息させるためのもの。 その最中に呼吸停止が繰り返されることで、身体の中の酸素が減っていきます。すると、その酸素不足を補おうと、身体は心拍数を上げます。寝ている本人は気付いていなくても、寝ている間中脳や身体には大きな負担がかかっているわけです。脳も身体も断続的に覚醒した状態になるので、これでは休息どころではありません。 その結果、強い眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされ、日中の様々な活動に影響が生じてきます。 SASの代表的な症状をご紹介します。 自覚症状の感じ方や程度には個人差があるので、可能であれば寝ている間のことについてぜひご家族やパートナーにきいてみてください。 「ちょっと疲れているだけ」、「いつものこと」で終わらせず、日常生活を振り返ってみましょう。 下記の症状に該当する方、当サイトのセルフチェックで疑わしいと判断された方などは、医師
現在日本国内でもっとも普及している、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法「CPAP(シーパップ)」について、わかりやすく解説します。 CPAP療法
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