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2019/01/31 原口 剛 ここでは、2019年1月5日に開催されたシンポジウム《日本一人情のある街、西成がなくなる!?》での、私(原口)の発言内容を掲載します。当日は、司会者からの問いかけに応答するかたちで応答しました。 Q.ジェントリフィケーションとはなにか ――― 世界の都市ではどこでもそうですが、釜ヶ崎のように、貧しい労働者が暮らす街は、だいたい都心にありるものでした。そのような地域から労働者が住めなくなったり、追い出されたりするということが、この30年~40年のあいだに世界の各地で起こるようになりました。この世界的な現象を、「ジェントリフィケーション」といいます。 そのジェントリフィケーションが、釜ヶ崎でもついに起ころうとしています。きっかけは、「西成が変われば大阪が変わる」という橋下市長の発言でした。ジェントリフィケーションの標的となるのは、都心部の貧しい労働者の地域です。
2017/11/20 原口 剛 再生や再活用、ルネッサンスといった言葉は、影響を受けるであろう地域が、ジェントリフィケーションに先だってなんらかのかたちで力を奪われていたか、文化的な死に瀕していたことをうかがわせる。……けれども、往々にして見受けられるのは、ニュー・ミドルクラスがダイニングルームやベッドルームをひいきにしてストリートを蔑むかたわらで、きわめて活力ある労働者階級がジェントリフィケーションによって文化的に活力を奪われるという事実である。合衆国西部の「開拓者」というもともとの観念がそうであるように、現在都市に付与された「都市の開拓者」という観念は侮蔑的なものだ。いまもむかしもそれは、開拓されようとしている地域には誰も――少なくとも価値ある人々は誰も――住んではいない、ということを意味している。(ニール・スミス『ジェントリフィケーションと報復都市』ミネルヴァ書房、2016、57頁)
2021/01/04 村上 潔 【原著(Original text)】 ◇Focus E15 Campaign [...]
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