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アカデミアにおける男女共同参画はなぜ遅々として進まないのか 〜英国・欧州日本人研究者交流会、男女共同参画セッション講演を終えて〜 安藤 真一郎(アムステルダム大学 物理学研究所) 2023年4月29日、イギリスの南西部デボン州にあるトーキーという港街で開催された、英国・欧州日本人研究者交流会(JSPSロンドン研究連絡センター共催)に夫婦で参加してきた(妻は世話人の一人であった)。さらにはそこで約50名全員参加のもとで行われた男女共同参画セッションの最初に、話題提供として20分ほどの講演を行った。そして大役を終え一休みしていたそんな矢先である。JSPSロンドン研究連絡センターの担当の方から、男女共同参画セッションも含めた交流会の内容をニュースレターに掲載したいとの連絡を受けたのだ。さて困ったことになった。講演では賛否両論集めそうな内容をふんだんに詰め込んだため、まとめるにも細心の注意を払わな
夫婦異分野研究者から見た、 海外でのワークライフバランス イギリス・エクセター大学 小黒―安藤 麻美(神経科学) オランダ・アムステルダム大学 安藤 真一郎(宇宙物理学) 私達夫婦は共に、子育てをしながら、異分野の研究者として海外で研究室を主宰しています。夫婦両方のキャリアを両立しながら、海外3カ国を渡り歩き、現在に至っていますが、ここに至るまで様々な困難があり、なかなか一筋縄では行かないことを多く経験しています。多様性が進む現在、日本人の若手研究者の皆様もいい研究環境を求めて多くの場所を移動していることと思います。そこで若手研究者の皆様へのエールを込めて、自分たちの経験を元に、海外でのキャリアパスや育児、ワークライフバランスの考え方をご紹介します。 1. 海外でのキャリアパス 2学年上の夫・真一郎は日本で博士号を取得後、アメリカのカリフォルニア工科大学に留学し、ポスドク研究員として理論宇
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