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(Barry King/Getty Images) 前回の投稿がソーシャルメディア上で急拡散され、数日の間に述べ約64,000人の方に見ていただくことになり、驚きました。ありがとうございました。 さて、ご存知、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア氏が、「トランプ大統領」の登場に吠えています。彼が辞めるまで徹底抗戦する、と(例えば、この記事)。 彼は、大統領選期間中ずっと、主流メディアが「クリントン投票」の予想をし、テレビ討論でトランプを続けざまに論破するのを見て「ほぼ当確」と報道しても、一貫して「ヒラリー支持者は残念だったな。トランプが勝つ」という発言を続けていたのですが、結果は彼の言った通りになりました。 そのため、今までは彼をキワモノ扱いしてきた米国の主流メディアも、彼に大きな尺を割いて見解を問うようになっています。 彼は、ずっとトランプを厳しく批判してきましたし、民主党の予備選
ドナルド・トランプが勝ちました。 世界中のメディアや識者が驚いています。 エコノミストのポール・クルーグマン氏はニューヨーク・タイムズに寄せてこう言っています。 「我々は自分たちが住むこの国をわかっていなかった。オープンで寛容で、民主的な価値観を大切にする人々だと思っていたが、どうやら間違いだったようだ」 このような分析は、私もおそらくそこに分類されるであろう「リベラル陣営」の人間がよくする分析ですが、私はこれ、間違いだと思っています。 Brexitの時も同じでした。「教育を受けてない低所得者層が非合理的な選択をした」と言われました。 今回起きたのは、人々が民主的な価値を軽んじていたのではなく、民主主義の国に住んでいると信じてきたのにあまりにも「非民主的」になってしまった経済の残酷に対して、民主的に意思表明をしたということです。 「アメリカにとって悲劇の日となった」と言いますが、おそらくト
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