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視覚機能は、外界の情報を取り入れる入力系(視力、屈折、調節機能、眼球運動、両眼視機能など、いわゆる眼窩で評価される機能)、入力された情報を処理する視覚情報処理系(形態、空間位置関係、動きなどを認識する機能」、視覚情報を運動機能(読み、書き、目と手の協応など)へ伝える出力系からなります。 視知覚認知機能は単独で発達するわけではなく初期感覚である固有受容覚、前庭覚、触覚などの情報と統合されながら発達するとされています。(川端秀仁,OCULISTA,7(40):9-18,2016) さらに細かく分類では、両目のチームワーク(両眼視)、視線を見たいものに向ける力(眼球運動)、ピントを合わせて物を見る力(調節)といった視機能、眼に入る情報の大事な部分に注目し、不必要な部分は無視する力(視覚性注意)、形や空間を捉える力(視知覚・視覚認知)、見た情報を記憶する力(視覚性記憶)、図形などを見て書き写す力(
発達障害とは、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されています。 発達障害は、かつては知的障害を伴う自閉症を中心に研究の場で議論されてきました。(内山登紀夫,言語発達遅滞研究,4:1-12,2002) その後、アスペルガー症候群を英語圏で再評価したことから、知的障害を智わない自閉症スペクトラムについて研究や関心が加速しました。(Wing L,Psychological Medicine,11:115-129,1981) これまでの発達障害は、その中核症状(自閉症スペクトラム:社会性・コミュニケーションの問題、注意欠如多動症:不注意・多動性・衝動性、学習障害:読字・書字・算数など)などの問題が中心に議論されてきましたが、当
社会生活を送るうえでコミュニケーションは重要な役割を果たしますが、聴覚障害は言語の障害、話し言葉の障害などと並んでコミュニケーション障害を引き起こす重要な要因です。 聴覚は空気の振動を感知して音を知る機能で、聴覚の感覚中枢は大脳皮質側頭葉にあります。空気の振動を感じる耳は、外耳、中耳および内耳に分類され、外耳 (external ear) は耳介と外耳道、中耳 (middle ear) は鼓膜、鼓室および耳管、内耳 (inner ear) には聴覚と平衡覚の受容器があります。(片野由美ら,新訂版図解ワンポイント生理学,2015) <聴覚(Hearing)障害> 音の入力が不十分なために情報収集が困難:生理学的障害 音をモニターすることが難しいために、話し言葉や言語習得が影響を及ぼすことがある:明瞭な会話には音が入力されていることと、聴きこみが条件 きこえの困りである聴覚障害は、伝音難聴(C
認知特性とは、目で見る、耳で聴く、鼻で嗅ぐといった五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を記憶したり、脳の中で理解して表現する能力で、主に記憶力、コミュニケーション能力から集中力まで関わっています。 これらの情報処理の方法は個々人の「認知特性」によって異なるため、人と会話をしたり、メール、ツイッター等のSNSでやりとりするといった場合に、コミュニケーション(意思疎通)が上手くいかない原因になることがあります。 このように日常の場面で意思疎通がうまくいかないケースは誰もが経験していることです、自分自身の認知特性についてよく理解している人は意外に少ないようです。 人は感覚器官を通じて、外部から受ける情報のうち、視覚を通じて得る情報量は、約8割と言われていますが、聴覚からの音声情報や言語(文字情報)、図形情報、イメージ情報など、様々なかたちで情報を獲得することになります。 たとえば、他者
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