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平安時代に書かれた「竹取物語」に「燕の子安貝」というものが出てくるのをご存じでしょうか。5人の男性からプロポーズされたかぐや姫は、結婚する条件としてそれぞれ別の宝物を見つけてくるように求めます。その宝物のひとつが、ツバメが産むという不思議な貝「燕の子安貝」でした。子安貝とはタカラガイ(図1)の別名で、古くから安産のお守りになるという言い伝えがあったそうですが、どうしてその貝をツバメが産むという伝説ができあがったのでしょうか。 さらに、これと似たような話は海外にも存在していて、ヨーロッパ各地には「燕石(swallow-stone)」と呼ばれる伝承があるそうです(中沢 2002)。それによると、ツバメは特別な石を海辺から運んできて巣の中にしまっていて、その石にはヒナ鳥の目の病気を治す効果や、人間の女性に安産をもたらす効果があるのだと言います。 「燕の子安貝」や「燕石」は伝説の中の存在だと考えら
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