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災害への備え
dnnd.exblog.jp
6月にズボンズとしてライブをやってから、もう2ヶ月以上過ぎてしまった。その間ボクは例外的なソロライブを除いて、ギターをケースから取り出すこともなかったし、人ともあまり会わずにいた。ひたすらハードボイルド小説を読み、筋肉トレーニングしたり、毎日走ったりしながら日々が過ぎるのに身を任せていたのである。それでも、もちろん、「これからズボンズをどうしていくのか」ひいては「自分はこの音楽をやり続けていきたいのか、どうか」という問いかけが、延々と続くやっかいな地下工事の持続低音のように一日中鳴り止むことはなかった。時間が無為に過ぎていくことへの焦りもあり、ハッキリした答えが出せない自分への苛立ちもあるのだが、ハードボイルドの世界とトレーニングによる身体への負荷によって逃げ場を作り、答えを先送りにしていたのだ。しかし、いずれにしてもいつかは立ち上がらなければならない。今までも越えてきたことである。そして
困ったことになってしまっている。早々に結論を出し、早く活動の道筋をみつけなければと思ってはいるのだけれど、実際に書き始めようとする度に、どこからどう手をつけて良いものやら分からなくなってしまっていた。それは、自分自身が「こうだ」という答えに確信を持てないからだし、現実的にも心持ち的にも、考えなければならないことは、あまりに複雑に絡まりあってしまっていて、あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てれば・・・と云う状態になってしまっているからである。順を追って書こう。 年末に国内ツアーをやり、The Sweet Passionというアルバムに関わる仕事(長い長いツアーだった)が終わった後、ボクは珍しく疲れ果てて空っぽになっているのを感じていて、尚且つ数年をかけて作り上げてきたThe Sweet Passion的バンドサウンドも一種の飽和状態になっていたので、そろそろ新しい動きがどうしても必要
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