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このアミノ酸は一酸化窒素(NO)の前駆体で、血管の内皮細胞で一酸化窒素産生に必要です。NOは血管を拡張することによって、血圧を下げてくれる作用があります。ピーナッツなどのナッツ類、干ぶどうなどに多く含まれています。また、サプリメントも売られています。環境汚染物質、酸化窒素(NOx)一つである一酸化窒素(NO)の、人体における積極的な役割が詳細にわかりだしたのは、最近のことです。 NOはEDRF(Endothelium-Derived Relaxation Factor 内皮由来性弛緩因子)ともよばれ、平滑筋細胞を弛緩させ、血圧を下げるのに非常に大切な働きを行なっています。 (作用メカニズム:NO → プロテインキナーゼGを活性化 → カルシウムイオンが平滑筋細胞内へ流入することを抑制 → 血管平滑筋は弛緩し拡張 → 末梢血管の拡張 → 血圧低下) 1998年度ノーベル医学生理学賞はこの一酸
高血圧に対処するための基本となる三つのサプリメントは、「オメガ3不飽和脂肪酸、マグネシウム、ビタミンK2 」の三つです。これらをBasic-3と呼びましょう。 これらは血管をしなやかにたもち、カルシウムの血管への沈着を防ぎ、血管を保護してくれます。これらにアレルギーがないかぎり、高血圧サプリメントのベースとしてください。 しかし、これら三つだけでは、血圧は下がりにくいのが現実です。なぜなら、個々の人たちが、おのおの違った多彩な原因をもっており、しかも現在の医学の力量ではこれが原因だとピンポイント的に見つけることが難しいからです。したがって、個人、個人に合うサプリメントを数種類、試行錯誤しながら探していくしかないのです。作用機序を記しておきますから、思い当たるサプリメントを加えられるとよいでしょう。 これからは患者さんご自身が、ご自分のサプリメントを選び、つくりだしていく時代なのです。 しか
Th 1 細胞はキラーT細胞の分化や働きを助けたり、マクロファージも活性化し、細菌やウィルスなどの異物を攻撃、破壊して感染を防ぎます。 またB細胞にIgG型抗体を産生させ、Ⅱ型アレルギーやⅢ型アレルギーをおこさせます(Ⅱ型アレルギーは免疫性溶血性貧血や重症筋無力症など、Ⅲ型アレルギーは血清病や糸球体腎炎などで、ここでは詳しく立ち入りません)。 Th2型免疫異常は、IL-4、IL-13、IL-31などの2型サイトカインを介して痒みをおこし、表皮角化細胞のフィラグリン産生を抑制して皮膚バリア機能を低下させるため、アトピー性皮膚炎病態の中心的な役割を果たしています。 そのため、Th 2 が増えればⅠ型のアレルギー(花粉症、気管支喘息、食物アレルギー、アトピーなど)を悪化させます。 Th 1 細胞とTh 2 細胞は、免疫全体のバランスをたもつために、それぞれ異なるサイトカインを出して、お互いに牽制
これはアメリカでの話ですが、2017年8月に「Journal of the National Cancer Institute」に掲載された論文では、代替療法のみを受けたがん患者さんの死亡率は、外科手術や化学療法、免疫療法、ホルモン療法などの標準治療を受けたがん患者さんの約2.5倍だと示されています。つまり、下手な代替療法は命取りだということです。 かつ、オーソドックスな現代医学による癌治療も目覚ましく進歩してきています。免役療法(200万円もする怪しい免疫療法ではなく、まともなもの)もさかんに研究されています。昨年(2018年)、その研究で、京大の本庶教授にノーベル賞が授与されました。 また、陽子線治療や重粒子治療 も日本は世界で最も普及しています。癌細胞の遺伝子を解析して、適切な抗癌剤を選ぶプレシジョン・メディスン(精密医療)は、AI(人工知能)とともに、日進月歩です。やがて、癌は過去
オメガ3系不飽和脂肪酸やオメガ6系不飽和脂肪酸の不飽和脂肪酸の代謝にマグネシウムは深くかかわっています。 マグネシウムが不足していると、いくらフラックスシードオイルをとっても役に立てずに終わってしまいます。また、マグネシウムには有害物質の解毒作用があります。重金属と結合して、体外にはやく排泄させる働きがあるのです。 タバコのニコチン、大量のアルコール(適度な量は問題ありません)はマグネシウムを消耗させます。 摂取量は体重1kgに対して、6mg~8mgほどが適切です。子供で成長の盛んなときは、体重1kgに対して10mgは必要だともいわれています。食物や水(硬水の場合)からも得ていますから、サプリメントからは、日に200mg~300mgぐらいでいいでしょう。食物ではナッツ類、緑黄色野菜に多く含まれています。また、昆布にきわめて多くのマグネシウムが存在します。 もし、甲状腺機能低下のため、チラー
かなり膨大な情報量ですが、少し我慢して、全文を読み通してください。 そして、ここに書かれてあることを少しでも実行されると、必ず何らかの改善が体験できるはずです。たとえ完治しなくても、8割近くは改善されます。以下、アトピー性皮膚炎をアトピーと省略させていただきます。 ここ20年ほどのあいだに、アトピーの治療がずいぶんと変わりました。ステロイド外用薬、保湿外用薬、抗ヒスタミン剤の三つだけで何とか対処してきたのが、下記の薬品の出現によって治療の幅が非常に広がってきたのです。特に重症の患者さんには、デュピルマブやJAK阻害薬は助けになっています。(デュピルマブやJAK阻害薬については、プロトピックのページで簡単に説明しています)。 1999年 免疫抑制剤のタクロリムス(プロトピック)軟膏の承認 2018年 生物製剤のデュピルマブ(デュピクセント)注射の承認 2020年 JAK阻害薬のデルゴシチニ
私たちは、CT・MRI・PET、iPS細胞、免疫 チェックポイント阻害薬、遺伝子編集など、病気と戦うための素晴らしい医療を手に入れました。1000年前の平安京に住む人々には夢想だにしなかったことでしょう。 しかし、最も進んだ真の医療のユートピアとは、未病のうちに病気が快癒し、救急のための病院以外は存在しない「脱・病院化社会」です。これだけ高度な「治療」が発達してゆく中で、病気が発症する前に、血管、神経、骨、皮膚などを丈夫にして、若々しく健康を保つ「予防医学」が意外とないがしろにされています。それは決して難しい事ではなく、適切なサプリメントと食事・運動で十分に可能です。このウェブサイトでは、特にサプリメントを中心として「未病」のうちに病気を癒す方法を、医師である私自身が直筆で解説しております。
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