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猫
enahaka120720.hatenablog.com
関連エントリ:家族をめぐるイデオロギー対立のゆくえ —坂元裕二『最高の離婚Special 2014』 『最高の離婚』の制作がアナウンスされたとき、まず目を引かれたのはキャスティングの妙だった。尾野真千子と真木よう子といえば、映画『外事警察 その男に騙されるな』での共演が記憶に新しい。国際テロの未然防止を目的とした諜報部隊=警視庁公安部外事課、人呼んで“外事警察”は、テロ工作への関与が疑われる貿易業者・奥田正秀の内偵を進めていた。松沢陽菜(尾野真千子)は奥田の妻・果織(真木よう子)を協力者=スパイとして取り込むため、接触をはかる。自分にも施設に預けた子どもがいると偽って近づく松沢に対して、親しい知人を持たない果織は次第に心を開いていく。だが、公園のベンチを共にして笑顔を交わしながら、松沢の目はまったく笑っていない。ふたりの思いは完全に別の世界にあったのだ。『外事警察』というギリギリの境界で切
今年の夏は例年にもまして周囲で映画の話題が聞かれたように思う。クリストファー・ノーランによるバットマン三部作の完結編や「日本よ、これが映画だ。」なるコピーが作品以上に浸透した『アベンジャーズ』。そこへスパイダーマンも加わってアメコミ原作モノの盛り上がりは際立っていたし、スキャンダラスな『ヘルター・スケルター』や『サマー・ウォーズ』以来となる細田守監督作品の公開など、邦画も活発なコミュニケーションを誘う力作揃いだった。 だが、そのような錚々たるラインナップの中にありながら、多くの熱狂的な支持を得て今夏最大のバズを巻き起こしたのが『桐島、部活やめるってよ』であったことに、議論の余地はないだろう。 桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2013/02/15メディア: Blu-ray購入: 6人 クリック: 326回この商
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