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猫
fuchan1839.hatenadiary.org
一年生に壁を描くのが好きな生徒がいる。壁の下に青リンゴが一つ転がっている。 寂れたトタン屋根とか、風化した木造家屋の壁とかに惹かれるのはわたしも同じ。つい、「イイじゃん!」と応援してしまう。50号の油彩作品はU21の公募展に出品の予定。 コラージュの課題作品、ー2018年のわたし「I 💌Art」 パスポートを持って浮遊している時間はワクワクする。雲の上はいつも晴れていて、朝夕にブルーの空にオレンジに輝く一本の線が引かれる。飛行機の扉が開くとそこは空気も匂いもまるで違う世界だ。 夏休みにフィラデルフィアのアートスクールのワークショップに参加し、アート三昧の2週間を作品にした。 ウィングの下、雲の中のジグザク線はわたしの道草人生。空に散らばる絵はフィラデルフィアとNYの美術館巡りの際に撮った巨匠の絵画。青い空にアートが降り注ぐ。画面左に自分の作品を並べたら、ばーんと弾けて楽しい作品になった。
グラセーラの弟、デビットが帰る頃になって会いに来た。彼は大学の講師でギターリストでもある。なぜ、わたしに興味をもつのだろうといぶかしく思っていたら、「イケダダイサクを知っているか」と聞かれた。 「どちらの池田さん?」と聞きかえすと、宗教団体の会長だった。彼はその教義に心頭し勉強を始めたところだと言う。 日曜日、ぜひ会わせたい人がいると誘いに来た。招かれたのは音楽仲間の家で閑静な住宅地にあるモダンな家だった。物静かなご夫婦はこの宗教を知って心に平和が戻ったと言った。東京にある本部に勉強をしに行きたいと思っているとのこと。カトリックの国で、どうして仏教の信仰を得ることができたのかと聞くと、すばらしい日本人の友人から教えられたのだと言った。 メキシコで日本の宗教の説明を受けるとは思ってもみなかった。それもなまりのない英語で今いかに世界に平和が必要かをとくとくと話される。 そして、別室に案内されて
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