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fukasakueyeinstitute.hatenablog.com
見ることと、視ること。見るということは何でしょうか?人間の得る情報の9割は眼から入るといわれます。それほど重要な現象ですが、見ることについてあまり考えることはありません。 見るとは、物に当たった光の反射や透過の波長が眼の角膜、前房水、水晶体、硝子体を屈折しながら網膜の視細胞に当たり、電気反応を起こし、その電気信号を脳の後ろ部分に到達して、後脳がそれを解析して、前脳が認識するわけです。 眼科の治療は、光の波長が網膜に到達するまでの問題を解決することがほとんどで、一部は網膜そのものの問題も解決しようとしています。眼科の治療は見えるかどうかが、問題となることから、見えるとは光の波長を電気信号にするまでの治療です。 こう分析すると、光の進行の障害を解決する意味がわかります。角膜は炎症や、混濁を薬や手術で解決します。我々の治療の得意な、日本でもっとも最初に開始した近視矯正レーシックや、円錐角膜手術、
これはずっと以前だが、世界で最初に心臓移植を実用化した南アフリカの医師であるクリスチャン・バーナードと僕が、国際眼科学会の後のオフィシャルなパーティーで談笑している時だ。今や心臓移植術はアメリカなどで当たり前の移植術となっている。しかし、先陣を切るということは、多くの経験のない知識のない偏見に満ちた、他の医師によって、心ない侮蔑の言葉を受けるものだ。バーナード医師も多くの嫌な侮蔑中傷を受けた。僕も眼科手術の世界では、今や当たり前となった近代手術手技を開発した時に世界では大絶賛されたのに、日本では心ない理不尽な馬鹿々々しい侮蔑を浴びたことがある。日本は医学のフロントランナーを生みにくいのは、新しい技術への尊敬と学習するという意識が少ないという、後進国特有の歪んだ嫉妬感情が渦巻く土壌がある。これからの国際化しなければいけない日本であるから、この後進性は何とかしなくてはならないのだ。 昨日、ファ
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