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パリ五輪
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美大でpixivの絵を見せられるか Mr.:今回の企画展が、日本の現代美術の歴史の上にある、ということをまず言いたい。なぜかと言えば、ここまでアニメ的な絵が現代美術の世界で許容されてるベースには1992年の『美術手帖』での特集「ポップ/ネオ・ポップ」(*5)があり、中原浩大、ヤノベケンジ、村上隆の鼎談とその特集を機に受け入れられた。その辺をまずは共有したい。ハイレッド・センターのように前衛的かつ笑いを誘う文脈から、具体、もの派、 ニューペインティングとあって、で、「ポップ/ネオ・ポップ」。そこから、椹木野衣さんの「アノーマリー」(レントゲン藝術研究所、1992)、「日本ゼロ年」(水戸芸術館、1999-2000)などを見て、僕はその先をやりたいと思った。例えば、中原浩大のナディアのソフビVS村上隆の《プロジェクトKo2》の争点は引用とオリジナルの問題。自分は村上さんの一旦分解して提示し直すほ
日本の悪夢は世界の未来(悪い意味で) 「A Nightmare Is A Dream Come True: Anime Expressionist Painting」展を開催! 夢はいつか叶う、は悪夢への呪文であった。 戦後の復興の狂騒のどさくさに紛れ込まされ、70年間。愚民教育のフォーマットも完成し、個々が己の欲求のみに邁進し、社会の中の立ち位置、役割を思考せず、否、思考しないことが是であると教育され、そのような思想も最先端とされ、おたくと無責任が跋扈し、肩で風切る世の中。無知が力。 無能は誠意。それが正義であり、それが節度であるかのように評されていた。 惰眠を貪れる詭弁は、社会正義にうまい具合に紛れ込まされ、負の部分は気付かされずに生きてきた。しかし、昨年の震災をきっかけに、その安定に綻びが生まれ、中身に巣食う醜悪な実態が一気に人心の目を覚まさせた。原発の事故問題を皮切りに、歪みのあち
第二ラウンドが始まる 2010年5月号の「美術手帖」の綴じ込み冊子において、デビュー直前のカオス*ラウンジ(*1)を取り上げ、勝手に座談会を行った。今回はその続編である。何の続編か。〈日本にオタクと現代美術のフュージョンのジャンルを創造するプロジェクト〉、その続編なのだ。 前回の対話では、SNS(*2)を盾にデビューを控えたネット世代の、ヘタウマおたく絵集団とのコミュニケーション・ギャップを埋めるところから始めた。当時入手したばかりのアンリ・サラの新作ビデオを、一緒に鑑賞し感想を聞き、双方が生きている場の違いと、彼ら若者たちが船出しようとしている現代美術というフロンティアの実景の確認をしたつもりであった、、、が、彼らは己の世代に生まれたミューテーション(突然変異)したアイデアを祝福し、その世界観への没我を軸として揺るがず、そういった己等を認めることが業界の正義であると意気込んでいた。ただ、
Acrylic on canvas 2275 x 1455 mm ©2011 JNTHED/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
"バイバイGAME" JNTHED 2011年8月26日 – 2011年9月23日 レセプション:2011年08月26日(金)18:00〜 展覧会 展示作品 レポート メディア アーティスト情報 ネット社会を背景に、新世代の作家を次々に生み出すデジタルの世界から、驚異的な才能が現代美術の世界に飛び込んできた。 ゲーム制作会社に所属しつつ、イラストレーターとしてカリスマ的な人気を得ていたが、ある日、それまでのキャリアと方法論をすべて捨てて、アートの世界に弟子入りしました。 「“バイバイGAME”のゲームとは、これまでいたゲーム業界との別れ、 というだけでなく、自分で責任を負わず、ゲームオーバーになってもコンティニューできるという、ある種のモラトリアムで甘えた生き方との訣別という意味です。これまでのぼくにとっては、ゲームの世界の方がある種の現実だった。そんな自分自身との訣別の意味が、 このタイ
6HP(シックスハートプリンセス) PV キャラクターデザイン・作画監督:mebae CGアニメーション監督:三浦武蔵(STUDIO PONCOTAN) 編集:野々市谷有美 制作: STUDIO PONCOTAN 企画・原案・監督:村上隆 シュウ ウエムラ クリスマスコレクション 2013 6HP by takashi murakami for シュウ スペシャル アニメーション「6HP Pink or Black」 公式サイト:http://www.shuuemura.com/xmas/ めめめのくらげ 原案・監督・キャラクターデザイン:村上隆 出演:末岡拓人 浅見姫香 窪田正孝 染谷将太 黒沢あすか 津田寛治 鶴田真由 斎藤工 主題歌:Last Night, Good Night (Re:Dialed) / livetune feat. 初音ミク 配給:ギャガ 制作:カイカイキキ 公式
LINKS Kaikai Kiki Gallery HOME > NEWS > Archives 2011/10/21 東京日仏学院にて、アンリ・サラさんによるアーティストトークを行いました 2011/10/17 アンリ・サラ×村上隆のトークショー @ ルイ・ヴィトン ジャパン/ONE表参道 2011/10/13 東京日仏学院にて「No Window No Cry (Junzo Sakakura, L'Institut, Tokyo) 」を展示 2011/10/10 アンリ・サラのアーティストトークを開催 2011/10/03 Anri Sala個展 国立国際美術館で同時開催 2011/09/22 9月23日 バイバイGAME最終日 ライブドローイング開催! 2011/06/24 「Art |Basel」現地レポート 2011/06/22 お知らせ 2011/06/20 「VOLTA7」現
特別公開 村上隆 黒田清輝へのオマージュ。「智・感・情」 An Homage To Seiki Kuroda “Wisdom, Impression, Sentiment” 「智・感・情」は、よく知られた明治時代の洋画家・黒田清輝の名作です。国内では裸体画として物議をかもしながらも、1900年に開催されたパリ万博では銀賞を受賞しました。日本人女性をモデルにした最初の油彩の裸婦作品ですが、当時としての理想的な体型を追求した「最先端の女性像」であり、日本の伝統的な金地の背景に、西洋絵画的な極めて写実的な描写で人体のみを配し、さらに明確な輪郭線を用いた絵作りは、そのモチーフとともに、非常に挑戦的なものでした。 この作品を100年以上の時を経て、村上隆が現代美術として蘇らせました。まずは、オリジナルの黒田清輝の模写作品を制作しました。そして、3名の絵師をオタクイラストレーション界より招聘し、コラボ
"小野哲平 陶展 ~心の闇で、光を放つ~" 小野哲平 2010年12月03日 – 2010年12月16日 展覧会 作品リスト インスタレーション アーティスト情報 村上隆からのメッセージ ムービー(Youtube) 「現代生活陶芸」作家:小野哲平さんの 「やきもの」の展覧会を行う意味。 現代美術を専門に展示販売するカイカイキキギャラリーで「現代生活陶芸」作家:小野哲平さんの「やきもの」の展覧会を行います。「なぜ、現代生活陶芸作家の展覧会を行うのだ」「なぜ、その第一弾が小野哲平じゃなきゃダメなんだ!?」その辺を回りくどいですが、語ってみます。 まず始めに、私のやってる現代美術の業界をさっくり語ると第二次世界大戦後、戦勝国アメリカのNYが、世界のARTの中心地となりました。戦勝国であったための爆発的な好景気と戦略的な動きによってARTのキャピタルをパリから奪還しました。以来約60年間、ARTと
ラジオドラマ「誰も死なない」 第4話「自由に向かって」 2010/08/09 更新 第3話「怒って悪い?」 2010/08/05 更新 第2話「生きる、ということ」 2010/08/02 更新 第1話「仲間」 2010/07/30 更新
カイカイキキギャラリーでは、2024年4月13日と14日の二日間、「東京の土」土友展を開催いたします。 プロ・アマ関係なく、自ら土を掘って作陶する作家のグループ「土友」。�昨年8月にKaikai Kiki Galleryにて開催された「土友の墓場展」では約30名の土友作家が集結し、賑わいを見せました。�今回は「東京の土」をテーマに集結した16名の土友作家による作品を展示予定です。 作家からのメッセージ みずから採った土や石でやきものをつくるのが土友ですが、「土を掘る」その前に… 今回は東京ということですが、現地におもむき、身を委ねてさまよい、心と体で受け取ることのできるあらゆるものとシンクロする、土と出会うのはたいていそんな時です。 木漏れ日に風の音や草の匂い、子供の頃の他愛のない夢や若者となってからの青くさい決意、時間や記憶、地球規模の変動と区切りのない歴史まで、一切を黙って引き受けてく
<創刊について> 2000年。「日本は世界の未来かもしれない」、、、と、ゼロ年代の幕開けとともに「SUPERFLAT宣言」が表明されました。 日本で、そしてアメリカ、フランスで、日本初の全く新しい芸術の価値観を表出させ立証してきました。 アメリカやイギリス発祥のポップ(飛び出す)アートを援用しながら日本のオタクカルチャーから戦後日本文化を。 そして狩野派までをもぺしゃんこにプレスしてしまった事は、ART界での一つの革命的な事件でした。 今、2010年。 ぺしゃんこなフラット社会は今や世界で自明の事実です。 世界の価値観も人間の正義の基盤も、驚く程にこの10年で変わってしまった。 「日本は世界の未来かもしれない」今も尚、一歩先を行く日本のグダグダな文化状況の中の人類の倦怠の速度の速さを、如何にして芸術に固着させるか。 否、ネガティヴな環境をおもしろがって未来だなんだと言ってるうちに、本当に芸
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