西暦228年11月、蜀の第二次北伐の直前に、蜀(しょく)の丞相(じょうしょう)・諸葛亮(しょかつりょう)が皇帝・劉禅(りゅうぜん)に奉ったという上奏文「後出師の表(ごすいしのひょう)」諸葛亮の悲壮な覚悟が記された文章ですが、これは偽作ではないかという説があります。確かにおかしいんですよ。私が蜀軍の下っぱ将校だとしたら、総司令官が悲壮な覚悟を語るのなんか聞きたくないです。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事