華々しく活躍した三国時代の武将たちにも、私たちと同じように家族がありました。いつ命を落としてもおかしくない状況にある彼らの頭の片隅には、常に愛する家族のことがあったでしょう。 安史の乱によって家族と離れなければならなかった詩聖・杜甫(とほ)も「家書万金に抵(あた)る(家族からの手紙は大金に相当する)」と詠っているくらいですから、三国時代に命をかけて戦った武将たちにとって家族との再会の瞬間にはどれほどの価値があったことでしょう。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを