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青山さんに続いて。 危機的状況に突入したリーマンショック以降の世界経済の中で、各国が輸入制限、関税引き上げ、政府調達における国内製品優遇など保護主義的な政策を導入しており、国際会議に終結する各国首脳やメディアに登場するエコノミスト達は、八〇年前の世界恐慌の際に保護主義が世界大戦につながった記憶から警戒心を顕わにし、自由貿易体制を堅持すべしと熱心に説いている。 しかし著者はあえて大胆に、自由貿易理論の弱点を様々な角度から指摘するとともに、現在の世界的不況を脱出する上ではむしろ保護主義が一つの有力なオプションたりうるということを、種々の学説や事実を紹介しながら示している。 デフレ対策 「保護貿易は自国中心主義の危険な政策であり、自由貿易こそが世界の平和と発展に資するのだ」という信念は広く一般に共有されており、私も中学か高校の社会科(歴史)の授業でそのように習った記憶がある。だから、保護主義が有
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