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パリ五輪
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ジェフ・ダニエルズとミッシェル・ウィリアムズが冷たい火花を散らすパワフルな二人芝居 「ショックを受けた?」 スコットランドの劇作家デイヴィッド・ハロワーによるBlackbirdは、こんなセリフで幕を開ける。 2005年にエジンバラで初演されるや注目を集め、翌年ロンドンのウエストエンドで、2007年にはニューヨークのオフ・ブロードウェイで上演されたこの二人芝居、ショックどころか、不快感と不信感に揺さぶられながら、しんと静まり返った劇場の中で息を殺した80分を過ごすことになるパワフルな芝居だ。 レイ(ジェフ・ダニエルズ)の職場にある日突然若い女性が訪ねてくる。15年前、レイが「情事」を持ったウナ(ミッシェル・ウィリアムズ)だった。ある業界誌に掲載された写真を見て、違う街で違う名を使って暮らすレイを捜し出したのだ。 同僚の目を気にしつつ、ゴミが散乱する会社の休憩室にウナを連れ込んだレイは、彼女が
1月24日、2017年のアカデミー賞候補が発表された。 はてさて、候補になった作品のうち、授賞式までに一体何本見られるだろう? そう思って、今住んでいる香港でのオスカー候補作劇場公開時期を調べていた時、日本での洋画公開時期が遅すぎるという嘆きと憤りの入り混じった声がTwitterから聞こえてきた。 オスカーの作品賞候補作9本のうち、日本で授賞式前に劇場公開されるのは『ラ・ラ・ランド』(La La Land)の1本だけ。去年11月から日本のNetflixで配信されている『最後の追跡』(Hell or High Water)を除き、残りは4月以降の公開だという。 映画好きにとってアカデミー賞授賞式は1年でも最大の映画のお祭り。小学校に上がる前から一人で映画館に行っていたわたしにとってもその日は特別の日だ。日本で勤めていた頃は1ヶ月以上前から有給休暇を申請し、当日は朝からスナックや飲み物を用意し
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