以下の文章をずっと書いていた(マジで)。 MOTHER3の物語は以前に開発が中止されたMOTHER3を言葉通り新たに作り直したものになっていて、ゲーム開始直後にそのことに気付いて、まずショックを受けた。てっきり完全に違うものを作るんだと思いこんでいたが、そうではなかった。だからポーキーがあのあとどうなるのかが語られるに違いないと思ってとても緊張した。 作り直したのであるから、たぶん、糸井重里が頓挫したMOTHER3について語った「それまでのMOTHERファンを突き放すものだった」という内容も、ある程度、もしくはそのまま盛り込まれているんだと思う。だからかどうか知らないけど、ぼくはこの物語を最後まで見て、これは確かにMOTHERだけど、でもこれは自分の思ってたMOTHERとは違う、だけどやっぱりMOTHERだ、というような感想を抱いた。 ぼくがこの物語がどういうものなのかはっきり意識したのは