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猫
kamiharu.hatenablog.jp
記事タイトルは最近真剣に悩んでいることなんですが(だれかたすけてください)それとは関係なく短歌の連作について文章を書きます。 瀬戸夏子「巻頭言」について 瀬戸夏子(1985~)は『そのなかに心臓をつくって住みなさい』という歌集を出している天才なのだけれども、彼(女)が所属している同人誌『率』の第7号(2014.11.24)は、「〈前衛短歌〉再考」という題の特集を組んでいて、その巻頭言でこんなことを彼(女)は書く。 短歌を短歌たらしめたもの。 それは連作という手法だ。 うたの語彙の共同体がうしなわれ、一首を屹立させることはむずかしくなった。そこで、連作が生まれた。連作ならばプロフィール紹介ができる。地の歌がうまれた。確定された〈わたくし〉から発せられる声を信じることによって、自分以外の他の〈自我〉、そしてその歌を理解することができるという幻想。私は連作形式そのものを全否定しているわけではない
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