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猫
kazesoratori.hatenablog.com
夫が新卒の入社以来36年超の長きにわたって勤めてきた会社を、9月末に定年(扱い)退職した。人生で一度きりの1日だから晴れやかな思いでいてほしくて、私なりにばたばたした。 朝、最終日ということもあって、本籍の会社(出向元)へ挨拶がてら出社する夫(いつも通りのカジュアルなB.D.シャツ・チノパン姿)と、軽く二人で自撮りの記念撮影。栗入りお赤飯のお弁当には、ハート型の型でくり抜いたニンジンをトッピングし、慶祝ムードを演出。 私の在宅勤務を15時に切り上げ、お花や食材を買い出しに出かけて、戻ってからケーキを製作。 夫は床屋さん経由で頭をサッパリさせて19時過ぎ、大きな花束を抱えるでもなく、帰ってきた。 祝賀会(夕食)のメニューは、お赤飯(また炊いた。実は私の好物)、鯛の切り身のお吸い物、盛り盛りお刺身3種、粉糖でお化粧してシャインマスカット数粒を添えたチョコレートケーキ。モエ・エ・シャンドンのチビ
長く会社員をやっていると悲喜こもごもあるものだが、辛いことも過ぎてしまうと笑い話や先輩風を吹かせるネタにして、基本的にはいわゆる社畜生活を面白がってきたクチである。 ただ、一時期、ずいぶん前のこと(20年以上前?)だが、上司とソリが合わなかった時は、自分で「いまの精神状態、ちょっとマズいな」と思った時があった。営業部門でお客さま対応に追われる上に、期末になると売上数字のフォローもあり・・と、このあたりの圧力には耐性があるが、明らかに私に対する「ご指導」だけ上司が陰湿でしつこかった。 仕事への責任感というより、「いつも明るく前向きな人」という自分のブランドの維持とプライドで、昼間はどうにか元気だったが、帰宅してからはぐったりだった(もちろん、そんなブランドは自分の勝手な思い込みなのだが)。 ある日、胸の苦しさや沈んでいく気分に「こりゃ、わたし、ほんとにマズいワ」と感じた。それまで学校でも会社
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