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人生の楽しみは、「勉強」にある。この勉強は、日本語の勉強に似て、似ない。むりをすること、むりやりにでもすること。人生の楽しみは応分に、などいわず、むりやりにでも享受すべきである。
書き留めておきたいことをいくつか抱えたまま、日ばかりが過ぎる。追いつかない。書かないうちに忘れてしまうかもしれない。間に合わなければ、忘れてもいいことなのかもしれない。 5月に読んだ『芭蕉の狂』より、以下引用。 いったい、わたしのような無学なものでも、曲りなりにも、『源氏物語』が読めたり、芭蕉が読めるような気になったりするのは、これまで沢山の読み手たちが、ただ読みに読んできた、その恩恵にほかならないのである。〈読む〉ということそれ自体が価値であり、それはそれ自体の固有の歴史をもつと言ってもよいか。〈読む〉ことを、他の何らかの目的――実作とか教養とか――のための手段と考えるのは、いささか浅間しいことではないのか。ひたすら読むところに、人間としての品性が成り立つ。『冬の日』巻頭の歌仙「こがらしの巻」は、わたしにとっては忘れがたいものである。丁度中学に入ったばかりの頃であった。父にむかって、東京
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