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コーヒー沼
kuroneko356.hatenablog.com
はじめてバスまつりに行きました。 会場は、梅小路公園。 八条口から出て、近鉄京都駅のエキタグスタンプをもらい、堀川通で近鉄線と新幹線と東海道線と山陰線をくぐり、梅小路公園に向かいました。 会場前は長蛇の列。 こんなにたくさんの人がきてるとは、思いもよりませんでした。 行ったり来たりを繰り返す蛇ならびの行列ができていましたが、ほとんど止まることなく、それほど苦ではありませんでした。 行列に入る前に、展示してある市電の車両に入りました。 大学受験の頃はまだ走っていて、これに乗って受けに行きましたが、見事にスベリました。 第二会場はバス会社や鉄道会社のブースがたくさんあって、趣向を凝らしたグッズの販売や展示がされていました。 見て回っていると、無料でクリアファイルやウェットティッシュ、エコバッグなどがもらえました。 どこも太っ腹です。 クイズに答えるとバスタオルがもらえると聞き、用紙をもらって記
ヤマザキマリさん作。 イタリアからキューバに、サトウキビ狩りのボランティアに行った時のことが描かれています。 ホストファミリーのリナレス家の人々と過ごした時間と別れがヤマザキさんらしくて、読んでよかったです。
渡辺やよいさん作。 とてもいいエッセイでした。 漫画家として独り立ちし、自分の居場所を作ってから飼い始めたコーギー。 茶色と白だから、名前はびすこに決まり。 そのびすこと過ごした13年間の記録です。 文章のうまさに、展開のうまさに引き込まれます。 漫画家さんだからでしょうか。 やがて足腰が弱くなって、腰が立たなくなったびすこ。 アメリカの会社で車椅子を作ってもらいます。 それをつけて散歩させていると、犬仲間からだけでなく、お年寄りからも声をかけられることが増えたそう。 お互いがんばろうね、と。 いつ発作が起こるかとヒヤヒヤしたのは、うちのジャムと同じ。 それでも、この本を書き終わった時には、まだびすこは健在でした。
先日娘にねだって買ってもらった村上しいこさんの本。 それは『25歳のみけちゃん』という本なのですが、そのみけちゃんが体調を崩して、27日に家族の皆さんに見守られながら亡くなったことを知りました。 村上さんのお気持ちをお察しします。 みけちゃん、安らかに。
間瀬元朗さん作。 国家繁栄維持法により、1000人に1人が20代前後で命を落とすことに決められている。 誰がそうなるのかは、分からない。 いつ死ぬか分からないから、国民は精一杯生きるはずだという政府の政策だ。 恐ろしい物語です。
今日のスタートは、紀伊駅です。 JRに沿って県境を超え、山中渓を目指します。 ここで思い出したのが、熊野古道のスタンプラリー。山口王子が一つ目のスタンプ設置場所です。 山口神社を探しました。 神社はすぐに見つかったのですが・・・。 ここで年配のご夫婦と出会い、お話しすると山中渓から来られたとのこと。 坂道きついか聞いたら、そうでもないとのことでした。 溝掃除してはるお母さんやお寺の人に聞いても、山口王子の場所はわからず。 地図もいいかげん。 後ろ髪引かれましたが、人間諦めが肝心。 雄ノ山峠へ向かいます。 阪和自動車道と京奈和自動車道のジャンクションが、あんなに高いところを通っています。 葛折の道は、押して歩きました。 雄ノ山峠です。 ここからは嬉しい下り坂。 線路まで降りてきました。 滝畑地区に入ります。 こんなところに、中山王子がありました。 探してる時には見つからず、諦めたころ見つかる
荷物を減らそうと、ちょこっとばかり片付けに奮闘中です。 そしたらば、こんなのが出てきました。千円札は、伊藤博文さん。五百円は、岩倉具視さん。 それぞれ1986年と1994年に発行停止されていますが、今でも有効だそうです。 さて、どうすべーか。
昨日の通院は、いつもより1時間早い予約時間でしたので、帰りにいつもは行かない図書館に寄り道しました。 今里筋線の関目成育駅から歩きました。 町の景色も新鮮でしたし、図書館の本も見たことない本がたくさんありました。
ようやく読めました。 33人の作家さんたちのネコエッセイを集めたもの。 稲葉真弓さん、町田康さん、角田光代さん、森下典子さん、村山由佳さん、群ようこさん、養老孟司さん、佐野洋子さんなどが書いている。 それぞれ単独でのネコエッセイとは一味違った趣がありました。
もうちょっと早くに乗りにきたかったんですが、お天気の関係やあれやこれやで結局最終日になってしまいました。 近江今津に早く着いていたので敦賀までは座れましたが、敦賀からは超満員。 自転車持ってこなくてよかったー。 自転車なし、身一つの旅です。楽ちん。 福井駅、東口は「一乗谷口」というのですね。前からそうだったっけ。 トリケラトプスやフクイラプトルたちがお出迎え、です。 ハピラインふくいは、ピンクと黄緑カラーなんですね。 開業を祝うお花でしょうか。 福井駅は恐竜だらけ。 大聖寺駅まで行きます。
やまだ紫さん作。 それぞれが詩のような物語です。 猫の目から見たような不思議な感覚。 ずっと見ていても見飽きないネコの絵。 この人のネコの絵は、ずっと残ってほしい。
咲セリさん作。 またこの人のことがよりいっそう分かった。 NHKの番組に出られていたことも知った。 この人の経験してきたことが、死にたいと思ってしまう人たちに、思いとどまるきっかけになればいいなと思う。 小さなことでもよくやったと、自分を褒めて暮らしていければなと思います。
三萩せんやさん作。 二十数年前の病院から物語は始まる。 病院の中の図書館。 そこで穏やかな時を過ごす患者さんたち。 やがて院長が亡くなり、病院は閉院した。 だが、院長の遺志で図書館だけは残った。 そこから、物語は現代に移る。 まるで映画のような展開。 就活にがんばってきた主人公だが、就職先が決まらない。 親戚に声をかけてもらい、図書館の面接を受けると、採用された。 本なんて読んだことがないのに、人を元気にさせるのが特技だと言うと合格した。 そこは、図書館ホスピタルと呼ばれていて、元気のない人が元気づけられる図書館だった。 図書館のスタッフになり、月の読書数0冊だった主人公が、本の面白さに気づいていきながら、利用者を元気にしたり、同僚と人間関係を築いていくところが面白かった。 すんなりと読める文章が、心地よかった。 例えば、次のような文章。 アゲハチョウが飛んできた。 黄色に黒いライン、赤と
眞島めいりさん作。 いやいやならされた図書委員の夏休みの当番で、同じような立場の四人が出会う。 夏休みの課題であるグループ研究をその4人ですることに決めた。 内容は、合奏と合唱。 クラシックに詞をつけて歌うことにした。 なかなか歌詞を作れない主人公は、理科の宿題と歌詞をいっぺんに済ませるために、次のような詞を作った。 水青く変わるのは 酸素が増えたせいじゃない 水青く変わるのは 二酸化炭素が減ったから オオカナダモ 光あてて 光合成の変化観察 葉緑体があるからできる 青はアルカリ性の色 四人がアイデアを出し合って、一つの歌を完成させていくのが面白い。 お互いに相手を否定しないで、尊重してるのがすごいなと思った。 結局「4人で」というのはうまく行かなかったんだけど、これらかも4人の繋がりは続いていきそうな予感がします。
ニキ・コーンウェル作。 渋谷弘子さん訳。 『お話きかせてクリストフ』と『君の話をきかせてアーメル』の続編。 ルワンダのジェノサイドを逃れてイギリスにやって来たクリストフ。 イギリスの小学校に入って、今は中学生になった。 そんな折、ルワンダからソフィーがやって来た。 ソフィーはクリストフのお父さんの妹の娘。 お母さんが亡くなってからベアトリスのところにいた。 ベアトリスは、ツチを憎んでいる。 ルワンダでは、民族の違いでフツとツチが憎しみ合い殺し合っていた。 イギリスに来てようやくその憎しみ合いから逃れたと思っていたのに、やって来たソフィーはやはりクリストフのことを嫌っていた。 クリストフのお母さんがツチで、クリストフの顔つきもツチに見えるからだ。 ツチはゴキブリだと教えられていたソフィーがクリストフやその友達と関わることで、「過去の毒」からだんだんと解き放たれてゆく。
ジャムが亡くなりました。 一昨日の夜のこと。 1日つきっきりで、鳴いて苦しそうにしたら、すぐにお腹や頭を撫でてやれました。 毛布の上から体をさすってやると、気持ちよさそうにしていました。 ご飯を作る時間に2階で1人にするのはかわいそうだから、ふわふわマットの上に横たえたまま、下に連れて来ました。 テレビもついていて、人の気配もして、寂しくなかったろうと思います。 大きな耳を立てて聞いているような後ろ姿でした。 嫁さんが先にお風呂に入ってしばらくしたら、足をふみふみするみたいに動かして苦しそうにしました。 急いで嫁さんにも知らせに行きました。 抱いてやっても苦しそうで、また横たえるとしゃっくりのような呼吸をしました。 お腹を見ると呼吸していないようでした。 でも、またしゃっくりのような息をしました。 何度か繰り返すので、息を吹き返すのではないかと思いました。 慌てて上がって来た嫁さんが覗き込
令丈ヒロ子さん作。 のっぽで首や手が長いことを気にして、いつも目立たないようにしているちえり。 同じマンションの同じ階に住んでいるムギとは幼なじみ。 ムギは武儀(たけよし)という名だが、呼びにくくてムギと呼んでいる。 ぽっちゃりして大福みたいな顔。 二人並ぶと、園児と保育士みたいと言われる。 高学年になって、付き合ってるの?と聞かれてから、どちらも関わらないように過ごして来た。 ところが、中1でも同じクラスになり、将来なりたい職業という課題が出て、2人がペアで調べることになってしまった。 お互いの母親の仕事をインタビューしてお茶を濁すはずが、それぞれ密かに憧れている職業に目を開いてゆく。 ムギが熱心なのは江戸時代の料理で、「大根百珍」や「蒟蒻百珍」などの書物を初めて知った。
今日は父の月命日ですので、好きだったバッテラをワンカップとともに供えました。 摂津富田の病院に入院してた時、見舞いに来る時バッテラを買ってきて欲しいと言われたのに、道を間違えずにいくのに必死で、バッテラのことをすっかり忘れてたことがありました。 ジャムは、立ち上がれなくなり、呼吸も弱くなって来ました。 それでも水を飲まないかと、体を支えて水飲みの前に連れていくと、ペチャペチャと少し飲めました。 今朝の3時のことです。 布団に入って、つい1週間前は自分から布団に入って来てくれたのになあと思っていると、歩けないはずのジャムがごそごそ歩いて布団に入って来てくれました。 もう出ないと思っていたオシッコも、今日2回体の下に敷いているオムツにしていました。 20年間があっという間でしたが、最後にこうやってお別れする時間を作ってくれていることに感謝です。
高田郁さん作。 鉄道にまつわる9つの短編集。 やたらに難しい漢字が使われていて、当てずっぽうでだいたいこうかなと推測しながら読んだ。 漢字だけでなく、知らない言葉がいくつかあって、調べてみたけどよく分からないものもあった。 蕎麦ばったや小峯握りなど。 漢字は、次のようなのはひらがなにすればいいのにな。 倹しい 噤んだ 揃って 啜る 漸く 暫く 蹲った 惨い 雁字搦め
保存してある東信貴ケーブルカーを見るために、信貴山下で降りました。 よく見るとドアが開いていて、中に入ることができました。 土日は開放しているらしい。 駅前の三郷町立図書館には、三郷町在住の武鹿悦子さんの文庫がありました。 多聞橋で大和川を向こう岸へ渡り、土手沿いに若草橋まで走りました。 それから船戸公園へ。 近鉄田原本線をくぐって入りました。 ここには、D51がいます。 また田原本線をくぐり、JR和歌山線を渡って、達磨寺へ。 絵馬も聖徳太子の愛犬、雪丸くん。 松永久秀さんのお墓。 王寺駅にも雪丸くん。
文は、宮脇俊三さんです。 たくさんのふしぎの一冊。 車よりも鉄道を大事にして、景観を守っているなあと思いました。
稲科の植物なんだそうです。 スタンプラリーの最後に辿り着きました。 ピンクの絨毯みたいです。
くすりの道修町資料館から歴史博物館へ。 そこから地下鉄に乗って、長田まで行きました。 鴻池新田会所は、リニューアルのため閉館してるので、残るは司馬遼太郎記念館です。 静かな街並みの中に見えてきました。カーブを描いた建物です。 入り口から記念館までのお庭がいい感じでした。 記念館の中は撮影NGだったので残念でしたが、地階から3階くらいまでの高さの本棚は圧巻で、目に焼き付きました。その本棚を見れただけで、行った甲斐があるなーと思いました。 なじみらしい白黒ネコちゃんがのぞいていました。 庭の一画に司馬さんの書斎がありました。
はー、面白かった。 村山由佳さん作、おいしいコーヒーのいれ方Ⅴ。 次のような文章に出会えて、幸せ。 その瞬間ー。 どう言えばいいのだろう。ぱーんと音をたてて、目の前が開けたのだった。大げさに言うと、部屋の中が突然草原になって、一陣の風が吹いていったような感じだ。 言葉の終わりが、 ほんの少しだけ滲んで聞こえたような気がした。 よく考えなくちゃいけない。自分がかれんにしてやりたいことじゃなくて、かれんがして欲しがっていることは何かを考えなくちゃいけない。 してやりたいことだけをして、あれもしてやった、これもしてやったと自己満足して、それでたっぷり愛しているような気になっていたら、いつかきっと終わりがくる。 文庫版のあとがきで、村山さんは戦争についての思いを書いてはる。 ちょうどイラク戦争のころだったよう。 いろいろ述べた後で、 「要するにそれは、どんな大義名分があろうとも、そのために何も知ら
指田和さん作。 広島に原爆が落とされるまでたしかに生きていた鈴木六郎さん一家の記録「ヒロシマ消えたかぞく」の絵本をつくった著者が、絵本出版後も一家の取材を続けてできた一冊です。 ぼくはまだその絵本を読んだことはありませんでした。 この本で鈴木六郎さんのことも初めて知りました。 言葉に表せないしんとした気持ちになります。
行きが上りだったということは、帰りは下りなのです。 ヤッホー。 ごっついダンプは怖いけど、ほとんどペダルを漕がずに楽チンです。 風を切って下ってる途中、何かがズボンの裾に当たったなあと感じました。 ヤバ、何か落とした? 首にかけてるスマホケースや鍵などを確かめましたが、ちゃんとあります。 風で裾が膨らんだだけかあ、と納得しました。 どんどん下って駅に着き、直売所のレジのお姉さんに次に行く道の駅のこと聞いたら、私まだ今日で2日目なのでーと隣のお兄さんがかわって教えてくれました。 さっきは気づかなかったけど、 地味にすごい、福井 このキャチフレーズ、いいですね! スノーシェッドやロックシェッドを越えて、どんどん下っていきます。 目を見張る景色が次々現れます。 行けども行けども山また山で、怖いくらいの深山幽谷でした。 後で調べたら、ぼくが走った国道158号は、九頭竜峡というすごいところなのでした
ミヤザーナツさん作。 亡くなったネコが、お盆に帰ってくるお話です。 キュウリの馬に乗って帰ってきて、ナスビの牛に乗って戻っていきます。 うちのみゅうみゅうに似た白黒ハチワレネコです。
ローレン・ターシス作。 最後のオチがなんとも言えず味わい深く、面白かった。 エマ・ジーンは、友だちがいない。 お父さんは数学者だが、2年前に交通事故で亡くなってしまった。 トイレで泣いていたコーリンが「助けて」と言ったので、言葉通りに受け取ってしまうエマ・ジーンは、偽の手紙を書いて問題を解決する。 その後も、良かれと思って相手の気持ちを考えずに、論理的に正しいことをして問題を解決しようとする。 そして、最後にコーリンの家の窓の外の木から落ちてしまう。 エマ・ジーンは、自分のしたことで結局何も解決しなかったことを知る。 その晩、お母さんが優しく語りかける。 「ものごとは、いつもわたしたちの思いどおりにいくとはかぎらない。 努力しても、ときには傷つき、ときには泣くこともある。あり意味、木から落っこちることだってあるのよ。でも、人は立ちあがって、つぎは、同じ木にはのぼらないようにするか、のぼった
こころ旅で映らなかったら、ずっと気づかないままだった信号です。飛鳥寺前にあります。 赤で引っかかった正平さんたちは、4分間を持たすのに苦労してました。 なぜ、こんなに変則的なのかは、謎です。 広い田んぼの道に出ました。 甘樫の丘はもうスグです。 いつも寄るあすか夢の楽市に寄りました。ついでに、隣の埋蔵文化財展示室にも。 いよいよ甘樫の丘へ、ラストスパート。 川原展望台が近い駐車場へ、飛鳥橋を渡ります。 歩いて登って行きました。 例の川原柑橘園の碑は、裏側も見ました。この中に、お手紙の人が出会った犬の飼い主さんのおうちの人もいるのですね。 川原展望台にとうちゃこ。 畝傍山、耳成山がはっきり見えました。 香具山は、やっぱり分かりづらい。 芋峠から来れたのが、うれしい。 帰りは、橿原神宮前駅から電車に乗りました。
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