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「社会」という言葉は、この国に昔からあったわけではありませんでした。 明治の初めのころに、Society という外来の言葉から翻訳されたのです。 この言葉の翻訳には、その時の洋学者たちの頭脳を苦しめることになりました。 いまでこそ、政治・経済・社会、と、このように並んで使われ、誰もが口にする言葉となっていますが、しかし、明治維新の前後においては、Society という英語単語をどう翻訳したらよいのかついては、洋学者達の頭を悩ませ、非常な苦心を強いたのでした。 当時の邦訳を調べてみると、実に多種多様な翻訳語があったことがうかがえます。 それらをあげてみますと、 「仲間、一致、交わり」 ←これは、慶応2年の『英和辞典』に出てきます。 「仲間交わり、一致」←これは慶応3年の『英和対訳袖珍辞書』の場合です。 その後、 「風俗・民俗」 ←神田孝平。 「仲間会社、仲間会所、衆人、結社」 ←中村敬宇。
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