サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
marriage.torute3.com
「ゆかりちゃん、到着したので待ってるね。気を付けてきてね^^」 10分程前にLINEを打つと、すぐに返信があった。 「もう少しで着きます!」 さあいよいよ、期待に胸を膨らませているとLINEが入った。 まだ待ち合わせ場所にそれらしき姿は確認できない。 「すみません!場所がはっきり分からなくて💦駅には着いたんですけど、どこだろー?(>_<)」 あまり電車に乗らないというのは本当のようだ。すぐさま電話をする。 「もしもし?ゆかりちゃん今どこにいるの?目印ある?」 「えっと、地下鉄の入り口があって〇〇線って書いてあります。」 「OK!じゃあ今からそっちに向かうから離れないようにいてね。」 待ち合わせ場所の割とすぐ近くまできていたが、こちらへ誘導するよりはこっちがその場へ向かった方が早いだろう。急いでゆかりちゃんのところへ向かう。 ・ ・ ・ 人通りが多くて常に人が行き交っている。 ゆかりちゃん
ついに迎えたデート当日! 待ち合わせ場所へは、途中の駅まで車で行って電車に乗ることにする。その待ち合わせ場所は、奇しくもりえちゃんと同じところになっているため、特に迷うことも無く安心して向かうことができた(;^_^A 晴天にも恵まれ、つくづく婚活中は天気には愛されているなーと思う。 今回が今までと違うのは、これまでは「上手くいくだろうか?」という緊張のドキドキだったのに対し、「早く会って話したい」という恋愛のドキドキだということだ。 待ち合わせ場所に近付くにつれて胸の鼓動が高鳴っていく。 やっとで会える、実際はどんな人だろう?、ポジティブな考えが頭を駆け巡る。自分自身も春っぽくオシャレな身なりを心掛け、気持ちも雪解けと呼応するかのように温かさをたたえていた。 待ち合わせ場所に余裕をもって到着する。 ゆかりちゃんはまだ来ていない。そこから少し離れたところで壁にもたれかかり、気持ちを落ち着かせ
そんな運命を感じつつ、いよいよデート前日を迎えた! 最初に会うということもあって、しゅんくんは親に預けるということで、2人で会うこととなった。こちらとしてもこれはありがたかった。 電話でたくさんやり取りはしているけれど、最初は2人っきりで会って、実際に話してどんな人か感じてみたい。それはゆかりちゃんにとっても同じだろう。 今日の夜もいつものように電話。 「いよいよ明日だね。確認だけど、待ち合わせは○○駅に11時、それからランチにいこう。」 「はい、バッチリです!実はあんまり電車乗らないんですけど、迷ったら連絡入れますね~」 「人も多いからね(笑)普段眼鏡かけていないけど、目印のために赤い眼鏡していくから。」 「えーっ伊達ですか?それはそれで見てみたいかも(笑)早く明日にならないかな?」 (また赤い眼鏡か!と思った読者のみなさん、ありがとうございます(笑) もう何回も登場している目印ですね(
そんなある日、アニメやゲームの話をしていた時に驚いたことがあった。 「・・・そう言えば、ゆかりちゃんの名前を聞いた時、昔やってたゲームのことが真っ先に浮かんじゃったよ(笑)」 「えっ?そうなんですか?もしかしてときメモ?」 驚いた、まさかゆかりちゃんの口から【ときメモ】というフレーズが出るとは。確かにときメモは90年代を代表する恋愛シミュレーションゲームで、結構社会的ニュースにもなったので、知名度はあるほうだろう。 とはいえ知らない人のほうが多いだろうし、ましてや【ゆかり】というキャラクターはゲームをプレイしていない限り知らないと言っても過言ではない。 更には男性ならまだしも、女性でプレイしているとなるとこれはもうごく少数。一瞬のうちにこのような考えが頭の中を巡り、驚きを抑えられず言葉を発した。 「えっ!ゆかりちゃんときメモ知ってるの!?そうそう、ときメモ!」 「古式さんですよね~私、結構
またしても1人に絞ることになった婚活。こうなったらゆかりちゃん一筋で一直線にいくしかない。週末のデートを楽しみに、この1週間は仕事も頑張れてウキウキな1週間となった。 毎日の過ごし方は、朝と昼にLINEを1通ずつ、そしてお互いが落ち着く夜9時頃から電話を1~2時間するという1週間だった。 それはもう、文字に起こすのが憚られるような浮かれよう(;^_^A まだ会ったことも無い人なのに、なぜこうも気楽にやり取りができるのか?しかも自然と下ネタまでできてしまう関係になっていて、自分でも驚いてしまった。 普通こういう話はよっぽど親密になってからしかできない性格なのに、どんどん自分を引き出されるというような。これもゆかりちゃんが上手いこと本来の"私"を引き出してくれるおかげだろう。
そう考えると、せっかくのやり取りも無駄になってしまうような気がしてならなかった。女性側の気持ちも分からなくはないけれど、やはり婚活をしている以上、最初から顔写真は掲載すべきだと思う。若しくはマッチングしたら公開するとか。 最終的にはお互いが会うわけなので、「外見じゃなく中身を見てくれる人がいい」とは言っても、現実は難しいと思う。最終的にはどちらも含めて総合判断されるものじゃないかな、婚活って。それは男女ともほとんどの人がそう思っている気がする、本音は。 結局、自分の中でいろいろ葛藤した結果、他の4人のかたには返信しないことに決めた。冷静に考えればこれまでの経験上、1人に絞ることはとても危険だということは分かっているはずだった・・・ それでもなんだろう?ゆかりちゃんはこれまでの人、愛ちゃんやめぐちゃん、ゆうちゃんとは違う気がしていた。1人に絞ってもきっと大丈夫。いや、大丈夫。 そう信じて、ま
もう今週末にはゆかりちゃんに会える、そして来週末は泊りがけで旅行だ!話している感じでは大丈夫そうだけど、今週末は絶対に失敗はできない。もし失敗してしまえば、当然来週末の予定もダメになってしまうだろう。 とはいえそんなことは一瞬脳裏に浮かんだだけで、ほとんど前向きな気持ちばかりだった。これもゆかりちゃんのおかげだな、ありがとう。 ・ ・ ・ ゆかりちゃんのことで頭がいっぱいになっていることもあり、youbrideで知り合った他のかたとのやり取りは億劫になってきていた。メールをもらっている状態だけど、それから返信はしていない。 りんさんとmooさんは、そもそもメッセージのやり取りがまだ少なく顔写真も無いので、今後続けていく気がなくなっていた。 そしてごまさんに関しては顔写真はあるものの、一言二言のメッセージが1日おきくらいにしか来ないので、あまり真剣ではないのかな?と思ってしまう。 せりかさん
次の日、ゆかりちゃんからLINEがきた! とても気に入ってくれたみたいで、また電話で話したいということだった。まだまだ数日だけど、電話で話すのも日課になりつつある。 こういったドキドキ、ワクワクを感じながら過ごせるのっていつ以来だろう?もう何年、下手したら10年以上前かもしれない・・・(;^_^A そして夜に電話をした。 「ゆかりちゃん、あの旅館で良かったかな?やっぱりGWで予約が埋まっているところが多かったのと、空いてても高いところが多くて。でもここは部屋に露天風呂が付いているし、値段も思ったほど高くなかったから勢いで予約しちゃったよ(笑)」 「ありがとうございます!とっても良い場所ですね。お部屋に露天風呂があるなら、しゅんも入れやすいですし言うことなしです。」 「行ったことないところだし、のんびり温泉入って美味しいもの食べて過ごそうよ。お部屋も広いから、しゅんくんも気兼ねなく遊べるね。
ゆかりちゃんと旅行の約束をし、早速調べることにしてみた。2~3週間後に迫ったGWの予約となれば、既に予約が埋まっている可能性が高い。よく利用している『じゃらん』を使って検索していく。 候補地は、そんなに遠くないけど旅感が出るような、行ったことのない温泉地。この時点でいくつか候補地は絞られたけど、条件をいろいろと付けるとあっという間に候補は絞られてきた。 さて、どうしようか。 正直料金が割高なところはいくつかヒットした。しかし最初の旅行からいきなり高いところは避けたいところだし、ゆかりちゃんやしゅんくんとの関係性もよく分からない状態で、全額奢るような気概も無かった。 条件付けすぎたかな・・・と思っていると、1件魅力的なところが! 値段はまあまあであるものの、露天風呂付の客室で評価も高い。その他の条件も全て満たしていて、残り1部屋しか空いていなかった。これは急がなければ。 キャンセル料金がギリ
勢いと話の流れがあったとはいえ、希望を含めて言ってみたことだったが、まさかゆかりちゃんが食いついてくれた!この時はあれこれ考えもせず、自然と素直な気持ちが口をついて出た。 「じゃあ行こうか?まだしゅんくんも小さいし、そんなに遠くないとこで温泉とかどう?」 「ぜひぜひ。いつにします?ゴールデンウィークとか予定ありますか?」 「いや、予定ないよ。時期的に高いか予約がいっぱいかもしれないから、後で見ておくよ。候補選びとか任せてもらっていい?希望あれば言ってね。」 「はい、としおさんにお任せします。」 ・ ・ ・ と、あれよあれよという間に旅行の計画まで持ち上がった。冷静に考えればまだ会ってもいない人。でもなぜだろう?全く抵抗が無いし、不信感も持っていなかった。これまで何度も苦い思いをした婚活なのに。 メールでのやり取り、電話でのやり取り、これらが私に安心感をもたらしていた。まずは見た目がタイプで
そんな感じで話していると、話題は旅行の話になった。 「ゆかりちゃんは旅行行くの好き?」 「好きです!と言っても最近は全然行けてないですけど・・・しゅんを連れていろいろ行きたいですね。」 「良かった~俺も旅行行くの好きでさ。これまでもあちこち行ったことあるし、一番は日本一周旅行を電車でしたことかな。やっぱり北海道が一番好きかも。」 「えーっ?日本一周旅行したんですか?すごーい、いいな~私も北海道は好きです。食べ物が美味しいですし、いいですよね。」 「いつかやりたいと思っていて、思い切って実行したよ。北海道は5回くらい行ったことあるけど、広くて毎回違うところ楽しめるし、ドライブも楽しいし、また行きたいって思ってるよ。どこ行ったの?」 「いや、思ってもなかなか行けないですって。北海道は札幌です。としおさんは?」 「俺はあちこち行ったけど主要なとこだと、札幌、小樽、函館、旭川、富良野、帯広、釧路、
メッセージを返そうかな?と思っているとゆかりちゃんからLINEが入った。ここからまた、事態は急展開を迎える! 「お疲れさまです☆ 昨日も楽しかったですし、今日も電話していいですか?(。・ω・。)ノ」 自分も2日連続で電話していたこともあって、今日もできたらいいなと思っていただけに二つ返事でOKする。昨日は1時間電話したけど、今日はどうなるかな? ・ ・ ・ 「もしもし、お疲れさま。しゅんくんもう寝た?」 そう、電話する前のやり取りで、既に子供の名前は聞いていた。この名前を聞いてすぐに聖闘士星矢を思い浮かべてしまうのは、私だけだろうか?(;・∀・) 「今、隣で寝ちゃったとこです。もう大丈夫ですよ。」 「今日はどこか出掛けたりした?俺は家でのんびり過ごしてたよ。」 「しゅんと一緒に近くの公園へ行ってきました!そこにあったものが・・・」 こんな感じでどんどん会話が弾み、今日も時間を忘れていた。自
婚活的には怒涛のような1週間を過ごし、ようやく週末を迎えた。本当は日曜日はゆうちゃんとのデート日だったが、それも白紙になったことでこの土日は特に予定が無い日となってしまっていた。 とはいえ来週末はゆかりちゃんとのデートが決まっている!というわけで今週はのんびりしつつ、デートの場所とかいろいろ考えて過ごすことに決める。 ゆかりちゃんとはLINEで合間合間にやり取りは交わしていたが、youbrideは敢えて夜までログインしなかった。日中からログインしてしまうと、なんだか1日中婚活に囚われてしまうような気がして、意識的にそれは避けた。 婚活初期はそれで1日中振り回されてしまったこともあり、結果が出ないと落ち込んでしまった時も。こうなると「なんて無駄に一日を過ごしてしまったのだろう」とブルーになってしまうので、経験上の判断とも言える。 夜になってyoubrideにログインすると、せりかさん、りんさ
自分でも驚いたが、あっという間にデートの日取りが決まった。もちろん婚活を始めて最短、マッチングから1週間、会うのは2週間となる。 これは東京や大阪に住んでいればもっと気軽に会おう!ってなるんだろうけど、地方在住として、私個人としてはすごいことだ。そういった意味では都会在住の人はもっと効率的、気軽に会って婚活ができるから羨ましい。 結局電話時間は1時間と、結構長く喋ってたな~と思う。それでもそんなに長く喋っていたとは思えないほどあっという間だった。 デートの約束も決まり、すっかり舞い上がっていた。まだデートが決まっただけなのに。でもなんだろう?これまでの他の人とのデートとは全く違う、初対面の緊張とは違って、恋人にでも会うような気分になっていた。 早く会いたいな。
【ゆかりちゃん】 昨日ゆかりちゃんに言われたとおり、咳が続いていたので病院へ行ってみた。古い個人医院だけど会社の人から隠れた名医と聞いていたので期待して行く。 どうやら喘息ではなく炎症を起こしているようだったので、処置をしてもらった上で処方箋をもらった。今のところ少しずつ良くなっているので、このまま薬を飲んで完治するのを待とう。 今日もゆかりちゃんとはさりげないやり取りを交わしていたところ、 「としおさん、今日も電話していいですか?」 と、昨日に続いて電話をすることになった! 1回電話をしたこともあって、今日はそんなに緊張しなかった。自然と話題が出てくるため、いつの間にかどんどん時間が経っていて、気付いたらこんな言葉が口をついていた! 「・・・良かったらそのうち会おうよ。近いほうまで行くから。」 「ホントですか?ぜひ会いましょう!」 「それなら来週日曜日か再来週の土日辺りはどうかな?」 「
【せりかさん】 今日もせりかさんからはしっかりとした受け答えでメールがきていた。期待し過ぎは禁物だけれど、こうやって安定してメールがくるというのは安心できるし好感が持てる。 「こんにちは。大人になってから特に、きょうだいってすごくいいなーって思いますね。弟はまだ独身なんですが、妹は娘ちゃんが2人いて、よく親子でうちに泊まりに来て遊んでいきます。」 「とるてさんも美容院行かれたんですね!私の行っているところ、個室があっておもちゃやテレビがあるので子連れでも行けてありがたいんですよね。髪の毛、カラーもしたんですが「サファイア」という色にしました。」 気分転換の美容院へ行って、とても楽しかったことが伝わってきた。確かに子供がいて預けられる人がいないとなると、子連れで行けるところはありがたいなって思う。 髪の毛の色はついつい調べてしまった(笑) サファイアはとても綺麗な色でいいな~って思うと同時に
金曜日、昨日のyoubrideでのやり取りや、ゆかりちゃんとの初電話もあって気分は最高潮だった。今日は休みを取っていたこともあり、午前中に散髪、昼からは咳の症状を見てもらうために病院へ行ったり、好きなことをして過ごす。 気分をリフレッシュしたところで、やり取りはいつものように夜に集中的に行った。 【りんさん】 新たにマッチングした、隣県在住26歳のりんさん。 ここまで順調にマッチングしてやり取りができるとは、youbrideは私にとって相性が良いのだろうか?PairsやOmiai、ゼクシィ縁結び等ではここまで上手くいかなかった。 まずはこちらからいつものようにテンプレ的メッセージを送る。動物が好きとあったので、飼っている豆柴の話を軽くしてみた。 するとしばらくしてから返信が! 「メッセージありがとうございます!よろしくお願いします!豆柴飼ってるんですね(´∀`)かわいいですよねー!今は飼っ
Prrrr・・・ 「もしもし」 初めて聞くゆかりちゃんの声。 「もしもし、としおです。電話、なんか緊張するけど・・・いろいろ話そう!途中で絶対咳込むと思うから、ゴメンね。」 「ううん、全然いいですよ。じゃあさっきのLINEの続きですけど・・・」 初めての電話。 LINEとは勝手が違うから不安もあったけれど、話し始めるといつものように自然と言葉が出てきた。これまでの婚活のように「話を振らなきゃ」「どう言ったらいいだろう」そういったことを全く考えなくても会話が弾む。 途中で咳込んで心配されたけど、 「としおさん、私も以前喘息みたいになっちゃったことあるんですけど、病院へ行って吸引したらすぐ良くなりましたよ!もし良かったら行ってみてくださいね。」 とアドバイスをもらい、明日行ってみることにした。 もっと電話をしていたかったけれど、初めてということと、咳が心配ということで、15分くらいで切り上げる
【ゆかりちゃん】 LINE交換をしてから、毎日他愛もないやり取りや趣味のこと、そして子供のことなどでやり取りが弾んでいるゆかりちゃん。朝昼のLINEは活力になっている。 仕事から帰宅して一息ついた20時頃、いつものようにLINEを打つ。 「お疲れさま~やっと落ち着きました^^ゞ 今日も花粉がたくさん飛んでいて、マスクが手放せないね💦 まだ咳が出るからどっちにしろいるんだけど(笑)」 するとそんなに待たずにLINEがきた。 「お疲れさまです(*´▽`*) 花粉大変ですよね💦私は花粉症じゃないのですが大変だろうなって思います。電話したいけど、咳出るならまだ難しいですよね(>_<)」 !? ゆかりちゃんからまたしても「電話したい」という申し出が!日に日に良くなってきてはいるものの、まだ咳は出る。むしろ咳が出ることによってまともに会話できないかもしれないことが、申し訳なく感じていた。 「咳は良
【せりかさん】 じっくりと長文でやり取りができているせりかさん。今日もどこか期待しながらyoubrideを開くと、メッセージが届いていた。 「お疲れさまです。私も、離婚の時には両親への申し訳なさと同時に、大人の対応にすごく救われたし、改めて尊敬とか感謝を感じましたね。」 「うちも、離婚してもうすぐ2年になりますが、元旦那さんからは1年半くらい前から連絡ないので子供とも会ってないですねー。」 「興味があることをいろいろ調べるのはいいことですよね。私は最近、自由な時間が少ないのもありますが夢中になれる趣味がそんなにないので、楽しめる趣味があるのはうらやましく感じます。あ、でも明日仕事終わりに美容院に行くのが楽しみです。笑」 (一部抜粋) こちらのメッセージに対してしっかりと返してくれ、"会話"を楽しめているような感じだ。同じバツイチ子持ちというところも共感できているポイントなのかもしれない。ス
ゆうちゃんとはやり取りをやめる決意をし、迎えた木曜日。不思議と気分は晴れやかだった。ずっと思い悩んでいたことがスッキリしたからだろうか?今はyoubrideで知り合った方々とのやり取りを楽しもう♬ 最近は朝昼にゆかりちゃんとLINEを1回ずつ交わし、仕事が終わって帰宅してから、youbrideを開いて他の方とやり取りをする流れになっている。 【ごまさん】 先日送ったメールに対して返信がきていた。 「おはようございます( ´∀`) 色々と賑やかです(わら 娘は3歳です(´-ω-`)」 ・・・うーん、短い(;^_^A 前回も感じたことだけど、こちらの問いかけに対して最低限の返信しか来ない。こうなると今後の展開は非常に難しいなぁと感じてしまうし、乗り越えていくべき壁がいくつもあるように思えてしまう。 とはいえ可能性を捨てたくはないので返信する。 「娘さん3歳なんですね!もう保育園に通ってますか?
ゆうちゃんはもしかしたらこういったペースのやり取りが本来の姿かもしれないし、「また連絡しますね」は偽りではないかもしれない。 それは想像でしかないので分からない。 でも、自分が求めているようなやり取りができない人であることも確かだ。私はもっとマメにやり取りをして、そして結婚への道を進みたい。 この気持ちに嘘をついて関係を続けたところで、その先には上手くいかない未来しか思い描けなかった。 婚活当初に気を付けていたはずの「結婚を目的としない」ことを忘れてしまいそうだったが、ここで再びそのことを思い出す。うん、ゆうちゃんとは難しいかな。 もちろん、告白した時の気持ちに偽りはない。 好きなら何度でもアタックすべきという意見もあるかもしれないが、アラフォーで婚活している状況からしたら、そんな純愛のようなことにいつまでも時間をかけていられない、というのが正直な気持ちだ。 結局ゆうちゃんへ返信するのは止
帰宅後もいつものように。 ゆかりちゃん、せりかさん、ごまさん、mooさんとメッセージを交わす。そんな最中、LINEが届いた。LINEといえばゆかりちゃんとやり取りしているから、ゆかりちゃんかな?と思って見ると・・・ なんとゆうちゃんからだった!! ゆうちゃんからLINEが届くのは10日ぶり。 やはり今週のデートのことは覚えていてくれたのかな?と嬉々としてLINEを開く。もう4日後だし、そろそろ予定を詰めていきたい。前回は遊園地で遠出したから、今度は近場の公園で子供たちと遊ぶのもいいな。 そんなことを一瞬のうちに妄想しながら、目に飛び込んできたメッセージは ・ ・ ・ 「ごめんなさい、日曜日都合悪くなっちゃいました💦また連絡しますね。」 ・ ・ ・ このメッセージを見た瞬間の反応は「またか」だった。 前回のデートの前にも一度こういうことがあったが、その時も代案などが無くて非常にヤキモキして
水曜日、一週間前の悶々としていた日々とは随分と心境が変わっていた。たった一週間、されど一週間、人の気持ちというのは状況によってこんなにも変わるものかという気持ちだった。 先週はやり取りしているのがゆうちゃん一人、そしてゆうちゃんに告白してから数日が経っていて、その返信の有無や内容に心がかき乱されていた。 結局あれから返信は一切無い。 あのまま待ち続けていたらどうにかなってしまいそうだったことを考えると、あれからyoubrideに登録して他の人とのやり取りを始めたことは本当に良かったと思える。 しかしゆうちゃんのことをどうでもよくなったわけではない。 というのも、前回のデートの時にゆうちゃんとは次回のデートの約束をしていて、その日が今週の日曜日なのだ。しかし時間や場所などは全く決めていない。どうなってしまうのだろうか? もちろん私のスケジュール表には『ゆうちゃんとデート』と日曜日に書いてある
それからもしばらくゆかりちゃんとLINEのやり取りを続けていた。チャット感覚とまではいかないけど、それに近いやり取りを数十分。すると急な展開が待ち受けていた! 「・・・としおさん、良かったら電話していいですか?」 えっ!?Σ(・ω・ノ)ノ! 先日のLINEの提案にもびっくりしたのに、まさかの電話の提案。なぜここまで驚くかというと、これまで1年弱婚活を続けていて電話をしたことが一度たりとも無かったからだ。実際に会った人とも電話をしたことはない。 (ゆうちゃんとデート中に連絡を取ったことがあるだけ) 急な提案にこちらがたじろいでしまう。どうしたものか・・・緊張してしまい、上手く話せるかな・・・実はそれだけでなく、ちょうど前日から咳が止まらない症状が続いていた。なんとタイミングの悪い(>_<) 「ゆかりちゃん、実は昨日から咳が止まらなくてなかなか寝れないくらいなんだ^^;; だからちゃんと喋れな
あれ?既読してから3時間あまり、返事が無かったことに勘違いさせてしまったみたいだった。ヤバい、そう思って慌てて返事を打つ。この辺りが直接コミュニケーションが取れないことのもどかしさ(>_<) 「ゆかりちゃんお疲れ様!ゴメンゴメン、今ちょうど返事打ってたとこだよー」 「子供めちゃくちゃ可愛いね!これは女の子に間違われるわ~*^-^*」 少し嫌な心臓のドキドキを感じながら返信を待つ。 この時ばかりはLINEの既読と返事待ちに携帯を凝視してしまった。 ・ ・ ・ とても長い時間に感じられたが、すぐに既読がついて返信があった! 「そうだったんですね、こちらこそ早とちりゴメンなさい!(ノ∀`) 恥ずかしい…子供のこと、ありがとうございます*^-^* 突然変異というか、嬉しい限りです♬」 良かった、間に合った・・・ それからはいつものようにLINEのやり取りを続けた。他の女の人にメールを打ちながらでは
【ゆかりちゃん】 一気にLINE交換まで進んだゆかりちゃん。 せりかさんとは真逆で、どんどんテンポよくメッセージがくる。LINEに移行してさらに拍車がかかりそうだ。こうやって相手側から積極的にくるというのは初めてだったので、若干戸惑いはありつつもなんだか楽しい。 朝と昼に1回ずつLINEでやり取りをした。 仕事の帰り際に携帯をチェックすると、ゆかりちゃんからLINEがきていた。 「お疲れさまです!子供の写真送りますね~♡ 返事待ってますね^^」 メッセージと共に写真がついていた。どれどれ・・・ うわっ!めちゃくちゃ可愛い(*ノωノ) 女の子みたいに目がクリクリの男の子。 少しSNOWを使ってデコってはいたものの、顔にはほとんど修正かかっていないように見えたのでほぼほぼこのままだろう。確かに女の子に間違われるというのも頷ける。 そこで返事はせずに車へ乗り込み、家へと向かった。犬の散歩と夕食、
【せりかさん】 割と長文のメールをやり取りしているせりかさん。 今日もしっかりとした受け答えで返事を返してくれた。 「きっと子供の頃は親がいろいろ行き先を考えて連れていってくれたんだな、と思うと、ありがたいですね。私は社会科全般苦手だったので、地理や歴史に詳しい人は尊敬します。多分、とるてさんからしたら「そんなことも知らないの!?」レベルですよ。笑 旅行は好きなんですけどね。」 「はい、子供は4月から年長さんです。あっという間に小学生になっちゃいますね。」 (一部抜粋) やっぱり自分が送った内容に対して、しっかりと返事をくれるのって嬉しいな*^-^* 私にはこういうほうが向いているのだろうか? 「お疲れさまです。親はありがたいですよね。私も子供の時はもちろん、大人になってからもかなり助けられました。離婚の時とか(汗) 今はもう元嫁とは連絡を取っていませんが、せりかさんはどうですか?子供の成
【ごまさん】 「ごまさんは動物が好きということですが、何か飼っているんですか?ウチは柴犬を飼っていますよ^^ めちゃくちゃ可愛いです。」 こんなメールを前日に打っていたが、その返事がきていた! 「こんにちは(*´-`)柴犬いいなぁっ?私はうさぎとりすです( ´∀`)」 うさぎとりすか~ 飼っているペットとしては珍しいかな。 メールの感じからすると受け身な印象なので、こちらからいろいろと聞かないとダメそうだ。こういうのはだいぶ慣れてはきていたけど、話題をどんどん作るというのは案外難しい。 「お疲れさまです!うさぎとりすなんて賑やかで楽しそう^^ 飼ったことないのでどんな感じが興味あります。そういえばお子さんは何歳なんですか?」 こんな感じのメールを打つも、この日のうちに返事は無かった。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『marriage.torute3.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く