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miyukey.hatenablog.com
あっという間に3月もあと一週間で終わりです。 今年の桜の開花は平年より早くなるそう。 どこにお花見に行かれますか? 私にとっては、愛媛県で過ごす初めての春。 どんな春の景色に出会えるのか?いまからわくわくしています。 実はいま、実家でブログを書いています。 実家には、学生時代や幼い頃の思い出がいっぱい。 本棚にも、いまは読まなくなったけれど、 捨てるに捨てられない思い出の本がぎっしり。 その本たちとの再会を喜んでいると、雑誌が出てきました。 懐かしい。 24歳の頃、私が投稿した文章が掲載されていたので 捨てられなくて本棚の隅に入れていたのでした。 それは、中学時代に好きだった男の子について書いた文章でした。 住み慣れた街を引っ越すことになり、本棚を整理していた時のことだ。一冊の本が埃をかぶって奥から出てきた。『これもすべて同じ一日』。それは私が初めて好きになった人にプレゼントした本だった。
最近、モンゴメリの「アンの青春」を読んでいます。 11~16歳のアンを描いた「赤毛のアン」の続編である「アンの青春」では、 16~18歳のアンの日々が綴られます。 うっとりするくらい美しくて、おもしろくて、大好きな一冊になりました。 慌ただしい生活の合間に、ほんのひととき、 自分のためにお茶を入れて、本を開く時間。 それは、「アンの青春」を読み始めてから、一層、楽しい時になりました。 「今日もアンに会える!」・・・ワクワクの読書時間。 人によっては一日から数日で読み終えることができるかもしれませんが 私は、あえてゆっくりとページをめくります。 登場人物の気持ちや、アヴォンリーの美しい自然、少女たちの笑いさざめく声、 着ている服やおいしそうなご馳走の味・・・ 想像力豊かなアンのように、一行一行に、想像をふくらませて。 1、アンは心の親友☆ 小学生の頃、モンゴメリの「赤毛のアン」が大・大・大好
ハワイアンキルト・・・ハワイの自然、伝説、アロハスピリットを閉じこめ、 一針一針に自分の愛する人々への気持ちをこめて縫いあげる作品。 愛媛県今治市のタオル美術館で出会った キャシー中島さんのハワイアンキルト。 作品群が発するエネルギーとオーラに、魅せられました。 タオル美術館ならではの キルトデザインで作成されたタオルの展示もあり、 大いに楽しみました☆ 今回はそんな、ハワイアンキルトの世界をご紹介します。 1、今治(いまばり)といえばタオル 四国に引っ越しをして、初めての小トリップは、 今治でした。 今治といえば、タオル! というわけで、タオル美術館へ! 山の中にそびえるヨーロピアンな建物。 巨大な美術館の中ではタオルの製造過程を見学できたり、 ムーミンやディズニーのエリアがあって一日中楽しめます。 これ、ぜーんぶタオルって、すごい! ムーミンのお家が再現してあったり、絵本のページがタオ
トーネットの曲木ハンガー、赤いビロード張りの椅子、 大理石のテーブル・・・・ オーストリアのウィーン。 この街のカフェは、昔から人々のくつろぎの場であるとともに 名だたる文化人が集い、傑作を生み出した場所。 そんな素敵なウィーンのカフェの空気を東京の、ど真ん中で味わえるとしたら・・・? 東京・日本橋三越の中の「カフェ・ウィーン」は ウィーン料理とお菓子を、本場さながらの雰囲気の中で 味わえる素敵なカフェです。 本場ウィーンも認めたカフェで、ザッハトルテなんていかがですか? 1、日本で初!ウィーン認定のカフェ 300年の歴史の中で独自のカフェ文化が発達し、 ユネスコ無形文化遺産にまでなったウィーンのカフェ。 そのウィーンから認定書を受けたのは1984年のこと。 創業以来38年間、ここ東京で、 ウィーンの軽食、お菓子や飲み物、 ほっと一息つける安らぐ空間や楽しく素敵な時間を提供してきた 「カフ
昨年、川越をぶらぶらと歩いているときに たまたま通りかかった場所・・・ 「旧山崎家別邸」。 吸い寄せられるように中に入ってみると・・・ そこは、川越の老舗菓子屋「亀屋」の五代目 山崎嘉七の別邸でした。 建築物大好きの私は一気にテンションアップ! 2022年10月に訪れたのですが 今でも心に残っている素敵な場所だったので ご紹介します☆ 入館料は100円。 その日は残念ながらガイドツアーは終わっていたものの ボランティアスタッフさんが、入館前に懇切丁寧に建物の 見どころを説明してくださいました。 大正14年に建てられたこの別邸は、国指定重要文化財です。 いよいよ別邸の中に入っていきます。 設計は、三菱丸の内赤煉瓦オフィス街の建設で知られる建築家・保岡勝也。 当時としては珍しい和洋折衷の住宅です。 隠居所であるとともに皇族方を迎える目的で建てられました。 入るなり目に飛び込んでくるのは 美しい
埼玉県の別所沼公園には詩人・立原道造が設計した ヒアシンスハウスがあります。 この別所沼を訪れ、ここに5坪ほどの家を建てて暮らすことを 夢見た立原道造。 その夢は叶うことなく24歳で結核により亡くなりました。 立原道造の没後66年の時を経て 2004年、地元の有志や全国の立原道造を愛する人々の寄付により、 建設されたヒアシンスハウス。 それは、立原道造が遺した50枚を超えるスケッチをもとに 忠実に再現されました。 今回は美しい紅葉の別所沼公園と ヒアシンスハウスの写真を中心にご紹介したいと思います。 1、立原道造が歩いた道を 2022年11月12日の別所沼公園。 メタセコイアの木々が色付き、鏡のような水面に映っています。 そこを滑るように泳いでいくカモたち。 木々の幹には、沼に反射した日の光がちらちらと踊り、 地面にはレース模様の木漏れ日が。 静かで美しい秋の昼下がり。 立原道造が恋人・水
川越を舞台にした、ほしおさなえさんの小説「菓子屋横丁 月光荘」。 最近、このシリーズの一巻目を読み、その魅力にハマってしまいました。 私は、「もし家の声が聞こえたら?」というブログ記事を書いたことがありますが、(家の記憶 - Miyukeyの気まぐれブログ ) 偶然にも、この小説の主人公は「家の声が聞こえる」大学院生です。 なんだか親近感を感じてしまい、私自身、川越が大好きということもあって 読み始めました。 菓子屋横丁月光荘 歌う家 (ハルキ文庫 ほ 5-1) 作者:ほしおさなえ 角川春樹事務所 Amazon <あらすじ・内容紹介> 家の声が聞こえる―― 幼い頃から不思議な力を持つ大学院生・遠野守人。 縁あって、川越は菓子屋横丁の一角に建つ築七十年の古民家で、 住みこみの管理人をすることになった。 早くに両親を亡くし、人知れず心に抱くものがある守人だったが、 情緒あふれる町の古きよきもの
いっきに秋らしくなりました。 読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋? どんな秋をお過ごしですか? 今年ももうあと3か月を切りました! なんだか信じられない気持ちです。 今年達成できたこと、まだできていないこと・・・ 思い返すといろいろありますが、しようと思ってできなかったことも あと3か月あれば、できる!!と 自分を奮い立たせています。^^ 夏にはなかなか更新できなかった当ブログ。 8月の仙台旅行で訪れたホシヤマ珈琲店が素敵だったので ご紹介します。 仙台へ旅行に行く前、 インスタを見ていて知った「ホシヤマ珈琲店」。 なんと300~400客もの珈琲カップの中から お客さんのイメージに合わせて カップを選んでくれる!らしい・・・??? これは、行ってみなくてはいけません。 めっちゃ地味なカップだったらどうする? すごい奇抜なカップだったら・・・?と、 ひとしきり夫と盛り上がりましたが、
東京・三鷹の山本有三記念館へ行って来ました☆ 実は、私、山本有三の作品は一冊も読んでいないのです。。 が、この記念館のことを知って以来、 その美しい建築様式に憧れ、 私の「一度、訪れてみたい!リスト」に名を連ねていました。 予定していた日は、まさかの台風! 関東は、それほどの影響がないようですので、 大雨にも負けず、決行することに。 三鷹駅から玉川上水沿いを歩くこと10分強、 三鷹市山本有三記念館に到着しました。 メルヘンチックにも見える白い門の前には 大きな石が。 山本有三の作品にちなんで「路傍の石」と名付けられています。 道端で見つけた石を家まで運ぶなんて、 よっぽどの石好き? いえ、名作「路傍の石」を書き上げようという 強い意志の証として、そばに置いておこうと思ったのかもしれません。 一時的に小雨になったので庭園も回ってみます。 そぼふる雨の中、トンボも羽を休めに来ていました。 秋を
浦和の伊勢丹を歩いていたら、ぱっと目に飛び込んできたのは 懐かしい絵。 イバラードの世界 井上直久版画展 用事もそこそこに、7階の美術画廊に足を早めていた。 まだ小学生のときのこと。 母が一冊の画集を買って帰って来た。 仕事の帰りに、ギャラリーの前を通ったら 個展をしていて、その絵があまりに美しかったから 私にも見せたくなって買ってきたのだという。 それは見たこともないほど不思議な絵だった。 ファンタジックだけど、どこか現実とも繋がっている。 深い青、雲の虹色に惹きこまれる。 海のようで、地上のようで、空のような空間。 神秘的な女性が歩いていて、少女が宙を飛ぶ。 商店街には小惑星やラピュタの卵や、見たこともない夢のかけらのようなものが 並んでいる。 「上昇気流」(1990年)<イバラード博物誌> 私は、そのとき、退院したばかりだった。 まだ体調が悪くて、あまり起き上がれなかったけれど、 ベ
今年も行って来ました、川越氷川神社の「縁結び風鈴」。 約2000個の江戸風鈴が、風に揺れて可愛らしい音を奏でる光景は まさに圧巻☆ 川越の夏の風物詩となっています。 期間ギリギリになってしまったものの、今年も行くことができました。 注)この記事の情報および写真は2022年8月27日のものです。 詳しい情報と感想は、昨年の記事に書きましたので、 ご興味のある方は、ぜひご覧ください☆ miyukey.hatenablog.com 川越氷川神社に到着☆ 見上げると、大木が風鈴たちを見守るように立っていました。 境内では可愛い風鈴デザインのペットボトルの水も販売しています。 4種類の中から私が選んだ柄。 キンキンに冷えた水がおいしーい!! コロナ禍で3年ぶりの水の販売だそうです。 かわいい風鈴がぶら下がったベンチで ひとやすみ♪ 風鈴回廊に吊るされた色とりどりの風鈴たち。 短冊に書かれた願い事をの
東北三大祭りのひとつともいわれる 仙台七夕祭りへ行って来ました☆ といっても、実はお祭りが目的で行ったわけではなかったのです。 この夏は仙台・松島を旅行しよう!と計画して ホテルを予約した後に、 ガイドブックで、たまたまその日が仙台七夕祭りだと知って びっくり!! 正直、良い気持ちはしませんでした。 コロナ前から、人ごみは嫌いで、できればイベントごとの日程を外して 旅行したいタイプですからね・・・。 そのうえ、コロナ禍。どうなることやら・・・?と 心配していました、が!! 仙台七夕祭りの予想以上の素晴らしさ、美しさ、 そして歴史やそこに込められた想いを感じ、 「この日に来れて良かった・・・!!」と心から思いました。 そんな仙台七夕祭りを、今回は紹介していこうと思います。 最後までお付き合いくださいね。 注)仙台七夕祭りは2022月8月6日から8日まで開催されました。 この記事の写真は202
田中 保(たなか・やすし)という画家を知っていますか? 私は、埼玉に引っ越して来てから、初めて知りました。 美しさの中に垣間見られる孤独と、寂し気な光に魅せられ 私は、その名前を忘れられませんでした。 私が初めて観た田中保の絵「サン・ベネゼ橋 」(1928年) 埼玉県立近代美術館で25年ぶりに 田中保の回顧展が開催されるというので訪れました。 「シアトル→パリ 田中保とその時代」展。 (現在、開催中 2022年 10月2日まで) 時代に翻弄された田中保の人生と作品の魅力を 十分に味わえる素晴らしい展覧会でした。 1、田中保の描く女性は・・・ 「水浴」(1915-19年) 田中保は女性をモデルにたくさんの絵画を残しました。 美しさの中に、ふっと垣間見られる 一抹の悲しさや孤独感といったものが なによりも観る者の心に訴えかけるのだと思います。 田中保の人生に最も影響を与えたと思われる女性は
戻り梅雨でじめじめとした天気が続いていますね。 前回の記事から、ずいぶん間が空いてしまいました。 その間、日本には衝撃的なニュースが駆け抜け、 悲しみと驚きに包まれたり またコロナ第七波が急拡大したりと、 様々な出来事がありました。 前回は人生の「曲がり角」について書いたのですが、 今回は最近、私が遭遇した3つの曲がり角について書きたいと思います。 (つまり、近況報告です^^:) 最後までお付き合いお願いいたします。 ①年を重ねるという「曲がり角」 人間は生きている限り、年を取っていきます。 「誕生日」に対して、幼い頃や若い頃のような胸のときめき、 期待感、嬉しさはなくなっていき 「ひとつ年を取る」ということに対し、 後ろ向きな気持ちを持ちがちです。 私も、例外ではなく・・・^^ 紫陽花の蕾が膨らみ始め、誕生日が近づくと、 またひとつ年を重ねることへの焦燥感と不安が・・・ でも、そんなとき
長田弘さんのエッセイ「私の好きな孤独」は 題名に惹かれて読みました。 長田弘さんの紡ぐ文章は、 詩人だからこその言葉の選び方、感性に驚かされます。 簡潔な文章の中にこそ宿る、言葉のひとつひとつの持つ重さや美しさ。 一編が2~3ページという短いエッセイやストーリーが、 胸を震わせ、深く心に残ります。 孤独と孤立は別物。 たくさんの人と一緒にいても、「ひとりぼっちだ」と感じてしまうこともあれば 一人でいても、この世界のどこかにいる誰か、何かとの 繋がりを感じることもあります。 長田弘さんは、自分の「孤独」をまるで大切な友人のように 大切にしている人だと思いました。 そして、他者の「孤独」もまた、親しく美しく 鮮明に描き出しているのです。 「ひとり」でいることは、寂しさと隣合わせではない、 それを心から楽しむこと。 そして人生を彩ってくれる様々な愛するもの(音楽、本、カフェ) とともに生きること
SOMPO美術館の「シダネルとマルタン展」へ 行ってきました。 シダネルとマルタンは「最後の印象派」と言われる世代の中心的人物でしたが 没後は長らく忘れ去られた存在に。 近年、再評価され、今回、国内初の展覧会だそう。 ともに固い友情で結ばれ、互いに影響を与えあった二人の画家が 紡ぎだす作品の数々。 特に好きだった作品をピックアップしてご紹介します。 1、シダネル「モントルイユ=ベレー、朝」 「モントルイユ=ベレー、朝」 アンリ・ル・シダネル(1896) 今回の展覧会で、私が最も好きだった作品。 シダネルの描いた「モントルイユ=ベレー、朝」。 朝もやがたちこめる静かな湖を 花嫁姿の女性がボートに乗って旅立とうとしています。 清々しくも優しい光、朝もやの感触、 ぴりりと冷たい朝の空気や ボートのゆったりとした音が 絵画の前に立っているだけで伝わってくるようです。 実はこの一枚、モントルイユ=ベ
家に帰ったら、誰もいなくても「ただいま」と言ったほうがいいと どこかで読んで、最近、そうしている。 実家にいた頃は、常に誰かが迎えてくれたけれど、 今は夫が帰るまで、私ひとり。 ガランとした家に向かって「ただいま」と言うとき 私は誰に挨拶しているんだろうと思う。 もしかして、家に、かな・・・? もし家というものに記憶があったなら そして、もし話せたなら、面白いだろうと思う。 まずは自分の実家の家と話してみたい。 私が赤ん坊のときから、ずっとずっと見守ってくれていた家。 「大きくなったもんだねえ、ついこの間、 あそこの門からママに抱かれて入って来たと思ったのにね」 祖母が目を細めながらそう言う度、 私は庭の門を振り返る。 生まれたばかりの私を迎えた門は 成長していく私を、どんなふうに見ていたのかな。 もし家と話せたなら、祖母や母が若かったときのこと 私が生まれる前に亡くなって一度も会えなかっ
ずっと行きたかった百段階段。 展覧会「大正ロマン×百段階段」へ行って来ました☆ 百段階段は、もう、圧倒的なまでの雅な世界。 そこで堪能する大正ロマンの展示は、女性の心を掴むものばかり。 でも、今回は、個人的にとても好きだった竹久夢二の展示に スポットを当ててご紹介します。 1、百段階段 目黒のホテル雅叙園の百段階段。 東京都の有形文化財にも指定された部屋の数々は、 どれも美しくて息をのむばかり。 階段の左にある10の数字は、階段の段数。99段まであります。 今回は大正ロマンの展覧会とのことで、 ガラスのお皿や香水瓶、アンティーク着物や ステンドグラスなど、私の大好きなものが盛りだくさん。 窓の外の緑とのコントラストが美しい赤のステンドグラス。 本物のクリームソーダではなく、撮影用のレプリカです。 2、静水の間 竹久夢二と港屋 「静水の間」に現れる竹久夢二の写真。 「大正ロマン」といえば、こ
東京都庭園美術館の「アールデコの貴重書展」へ行って来ました☆ 貴重書の展示も良かったのですが、 この度の目玉は、なんと言っても 贅を尽くし、こだわりぬかれたアールデコの館であり 旧朝香宮邸であった建築物を堪能できること!! 展覧会場として使用されている時とは、また異なる表情を見せてくれる 年に一回だけの建物公開展。 純粋に建築自体を鑑賞できる貴重な機会です♪ (会期は、2022年6月12日(日)まで) 東京都庭園美術館は、私の大好きな美術館。 今までにも何度かブログで取り上げています。 アールデコ建築と旧朝香宮についての詳しい説明は、 こちらで書いています。 miyukey.hatenablog.com 過去に東京都庭園美術館で開催された展覧会の感想を書いた記事です。 「キューガーデン 英国王室が愛した花々」展 (東京都庭園美術館) ボタニカルアートに魅せられて♪ - Miyukeyの気ま
コロナ禍になってから、才能ある人が自ら命を絶つという 痛ましいニュースが増えています。 最近も、芸能人や芸人の自殺の報道がありました。 一時は減少傾向にあった自殺率が 2020年以降、増加傾向になったというデータもあります。 (参照:コロナ禍における自殺の増加 | 新型コロナ関連情報 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所) 「コロナ鬱」、そして心の不調や病は決して他人事ではなく すぐ身近に潜んでいるものなのだと思います。 そんな中で読んだpha著「しないことリスト」。 いまの時代に大切な一冊だと感じたので ご紹介したいと思います。 1、心が軽くなる 私は自己啓発本はモチベーションUP、 やる気の起爆剤として読むことが多いです。 なんだかやる気が起きない、ダラダラしてしまう、 元気が出ないなーという時に、 ガツンと活を入れてもらえれば、 ダラけている自分が、ほんの一時であろうと やる気が出
最近読んだ今村夏子の短編集「父と私の桜尾通り商店街」。 そこに収められた7篇の小説に衝撃を受けました。 今回は「父と私の桜尾通り商店街」の一冊を通して 今村夏子作品の魅力についても、考えていきたいと思います。 ネタバレは一切ありませんので安心して最後までお読みください。 1、息をつくひまもないほど惹きつけられる「何か」 私は読むのは遅いほうです。 一冊の本を一気に読んでしまうというよりは、 ゆっくりちびちびと文体や空気感を味わうように読む読書のほうが 自分に合っていると思っています。 が、今村夏子さんの小説だけは、例外です。 息をつく間もないくらい、まばたきするのも惜しいくらいに 引きづりこまれてしまう。 何を置いても読み切らなければならない、 読み終えざるをえない「何か」が、そこにはあるのです。 その「何か」は、文体の読みやすさかもしれません。 ストーリーの面白さかもしれません。 でも、
楽しみにしていた根津神社のつつじ祭り! 見ごろに合わせて訪れることができました。 今回は、写真を中心に、根津神社の歴史あるつつじ祭りを ご紹介したいと思います。 ☆開催情報☆ 名称:第51回 文京つつじまつり 日程:2022年4月2日(土)~5月1日(日) 時間:9:30~17:30 ※最終入苑17:30、18:00閉苑 場所:根津神社 つつじ苑 [地図:Google Map] 住所:東京都文京区根津1-28-9 入場料(寄進料):300円 ※小学生以下無料 ▼交通アクセス・最寄り駅 ・東京メトロ千代田線「根津駅」「千駄木駅」徒歩5分 ・東京メトロ南北線「東大前駅」徒歩5分 ・JR「日暮里駅」徒歩20分 https://event-checker.info/tutuji-nedu/ 根津神社の入り口。 今回は西門から入りました。 根津神社の末社、乙女稲荷神社。 乙女稲荷の鳥居が、つつじ祭り
桜の木にも、緑の葉が見られるようになりました。 季節はどんどん巡っていきます。 三省堂書店 神保町本店の存在は知っていました。 140万冊もの在庫を抱える超大型書店。 一度は足を運んでみたいと思っていたのですが オミクロン感染拡大で、なかなか出かける気になれず。 そして最近になって、三省堂書店 神保町本店が閉店することを 偶然に知ったのです。 老朽化のために、建て直しを余儀なくされ移転するのだとか。 2022年3月下旬までで閉店とされていましたが 三省堂書店 神保町本店を愛する人々の熱烈なラブコールにより 2022年5月8日まで延期されました。 ずっと愛されてきた昔ながらの三省堂書店 神保町本店の 最後の姿を見るのには、絶好のチャンス! 今しか、ありません! というわけで、この度、初めて来店した三省堂書店 神保町本店について ご紹介したいと思います。 1、神保町は古本の聖地! 人間ウォッチ
日本国内のみならず、世界中から注目を受ける画家、 千住博の美術館が軽井沢にあります。 いま、日本画で最も高い値がつけられている画家の一人だと聞き、 期待を胸に訪れました。 今回は、私が特に感動した三作品を取り上げてご紹介します。 軽井沢の千住博美術館を訪れたのは2021年9月28日のこと。 記事の情報は全てその当時のものです。 1、美術館の建築スタイル 館内は撮影禁止なのが悔しいくらい、 素晴らしい空間です。 絵画ももちろんですが、この建築がとても評価されているのです。 真っ白なキャンバスのような壁に 柔らかな陽光が差し込み、 円柱のガラスの中には木々の緑が見える・・・ 広々とした展示室は元々の地形を生かし、緩やかなスロープになっています。 暗くて静かな美術館のイメージを覆す、 斬新な建築デザインに、はっとしました。 「森の中を歩いていたら、たまたま絵があるようにしたい」 「草花を見るよう
銀座。 私が大好きな街。 歩いているだけで、こんなにパワーをもらえる場所って なかなかありません。 (2019年2月撮影 コロナ前の銀座通り。 この日は歩行者天国で、買い物袋を手に行き交う人々で賑わっていました) 街を満たす空気や、通り過ぎる風や、街に灯るライトまでもが 洗練されていて美しく、エネルギーに満ちているのです。 平日の昼下がり。 半年前に訪れたときよりは、かなり活気が戻ったようで 嬉しく思いました。 でも、まだまだ、コロナ前とは全く違います。 興奮したような声で叫んだり、 家族を呼び合ったりしている 浮かれた外国語が乱れ飛んでいたあの銀座はどこへ? コロナの恐怖がなくなったなら、 また観光客の笑顔が溢れる日本に戻ってほしいですね。 (2021年4月撮影。 東京オリンピックの旗がひらめく「みゆき通り」。 木々の緑がきらめき、ブランドショップが建ち並ぶ美しい通り♪) 秋晴れの中、銀
私たちの生活を変えた未知のウィルスに打ち勝つために・・・ そして様々な病を遠ざけて 健康に生きるために、 誰もが強化したい「免疫」。 最近、エリカ・アンギャルさんの著書「最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン」 という本を読みました。 オーストラリア出身、 ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして 2004年から8年間、美女たちの健康と美容を支えてきた エリカ・アンギャルさんが、 コロナウィルスによるパンデミックを栄養士の立場から考え 免疫を強めるための100の方法を紹介しています。 とても読みやすく、簡潔であり、そして内容も充実した一冊です。 今回は、「食べ合わせ」に注目してご紹介したいと思います。 1、サーモン、キノコ + エキストラバージンオリーブオイル = ビタミンD 2、シイタケ + マイタケ = 免疫増強 3、チーズ + アボカド = ビタミンA 4、ターメ
大好きな東京都庭園美術館☆ ずいぶん久しぶりの来館となってしまいました。 現在、開催中の美術展 「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展 (2021年11月28日まで)。 旧朝香宮邸の優美な空間とともに イギリスの貴重なボタニカルアートを堪能できる 素晴らしい展覧会をご紹介します☆^^ (この記事の写真は全て2021年9月19日にMiyukeyが撮影したものです) 幻想的な東京都庭園美術館・・・☆ ☆ 目次 ☆ 1、東京都庭園美術館 内部を少しだけ公開♪ 2、ボタニカルアートって、なに??一言でいうと・・・ 3、ボタニカルアートの魅力☆ 4、シャーロット王妃とジョージ三世のティーカップ 5、女性の自立を支えたボタニカルアート 1、東京都庭園美術館 内部を少しだけ公開♪ 東京都庭園美術館は、何度来てもため息ものの美しさ。 門を入った瞬間からうっとり♪ 今
軽井沢の老舗、万平ホテル。 室生犀星、堀辰夫、三島由紀夫といった文豪たちに愛され 文学作品の舞台になりました。 また、ジョン・レノンがオノ・ヨーコと共に定宿として 毎夏をこのホテルで過ごしたことでも有名です。 そんな万平ホテルでの素敵なティータイムから 私の軽井沢旅行は始まりました☆ 写真と感想で振り返りたいと思います♪ (写真は全て2021年9月27日に撮影したものです) 1、万平ホテルに到着!歴史を、ちょっとおさらい 2、さっそく、カフェへ☆ 3、絶品グリルサンドが美味しすぎました 4、ジョン・レノン直伝のロイヤル・ミルクティーと 名物の絶品アップルパイ 5、万平ホテルとスズランの素敵な関係☆ 6、小説の舞台にもなった万平ホテル 7、ステンドグラス 1、万平ホテルに到着!歴史を、ちょっとおさらい 木々の生い茂る道をタクシーで駆け抜け 万平ホテルに到着☆ 万平ホテルの歴史は、古く江戸時代
秋の夜長、どう過ごされていますか? 温かいミルクティーでも片手に、眠る前のほんのひと時を ゆったり過ごすのに、読書は最適です。 ちょっと不思議で温かいストーリー、 「雲と鉛筆」(吉田篤弘)をご紹介します。 鉛筆工場で働いている「ぼく」は屋根裏部屋に住んでいます。 毎日、雲の絵を描き、遠い街に住む姉に手紙を書き、 散歩をする・・・ 登場人物は いつも人生の話ばかりをしている友達「人生」、 利便性を追求した商品を売り歩くセールスマンの「ジュットク」 気が短いけれど腕は確かな理容師の「バリカン」 いつも眠気を我慢している茶葉の店の店員「アクビ」。 これは小説のようで小説ではなく、 詩のように美しい文体で語られる いわゆる哲学書のようなものなのかもしれません。 あらすじだけを追うのなら30分ほどで読めてしまうでしょう。 でも、それぞれの登場人物が語る言葉のひとつひとつに 立ち止まり、自分に問いかけ
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