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猫
monta.hatenablog.com
バケモノの子は細田守の最高傑作である。 興奮冷めやらぬうちに、文章にしようと思い立った。 ネタバレ前提で文章を書きます。 さて、ぼくは細田守の最高傑作は時をかける少女だと思ってきたのだが、バケモノの子はそれ以上だった。 予定調和的な、バトルの結果。 どこか既視感のある師弟関係。 ありがちな物語の構成。 テンプレなヒロイン。 説明が多すぎなセリフ。 映画の全編を通して、ほとんど、「どこかで見たことがある」と思えるシーンばかりだ。 けれど、そんなのどーでもいいのです。 そもそも、主人公の「蓮」という名前は、平成の名前ランクキングで常に上位の「平凡な名前」なのだ。「平凡な物語」の象徴だ。 平凡なんだけれど、人類が求めつづけてやまないものが、とても美しく表現されている。 とくに、ラストでチコがちらっと出てくるシーン。涙が止まらなくなる。 熊徹やクジラについては、みんな言及するだろうから、ぼくは「チ
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