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他言語版: English (original version) / 中文 この記事は bert hubert 氏による記事 The Genetic Code and Proteins of the Other Covid-19 Vaccines の日本語訳です。日本語訳の誤りの指摘などは masahiro.sakai@gmail.com もしくは @masahiro_sakai まで。 「ビオンテックとファイザーのSARS-CoV-2ワクチンのソースコードのリバースエンジニアリング」への補足として、ここでは他のワクチンの遺伝子コードについても見ていきましょう。 この記事を掘り下げて読む前に、先の記事を少なくともざっと読むことをおすすめします(既にmRNAの修飾塩基やタンパク質発現の仕組みに精通しているなら別ですが)。 すべてのワクチンについての極めて広範な背景を知りたければ、Derek
エントリーや更新は bert@hubertnet.nl もしくは @PowerDNS_Bert まで。 ビオンテックデータを共有してくれたビオンテック(BioNTech)に感謝します。 また、このようなワクチンが開発できるような最先端の技術を実現するために、数十年に渡って携わってきた非常に多くの研究者・研究員の方々にも感謝します。 これは驚くべき仕事です。 あまりにも素晴らしいので、このワクチンのすべてを理解したくなり、それでワクチンのmRNAがどうなっっているかをザックリ説明する「ビオンテックとファイザーのSARS-CoV-2ワクチンのソースコードのリバースエンジニアリング」という記事を書きました。 記事の内容が面白いことは請け合いますので、以降を読み進める前に読んでおくことをオススメします。 先の記事では幾つか疑問が残っていましたが、それこそが興味深く、以下で取り上げる点です。 コドン
BNT162b2 mRNAワクチンの中核となるのは、このデジタルなコードです。 これは4284文字で、したがって一連のツイートに収まるほどの長さしかありません。 ワクチン製造過程の一番最初は、このコードをDNAプリンター(!)にアップロードし、このバイト列を実際のDNAの分子に変換することです。 DNAプリンタの出力は少量のDNAで、その後に多くの生物的・化学的な処理を経ることでワクチンのアンプルに収まっているRNAになります(RNAについては後で詳しく説明します)。 30マイクログラムの用量には実際に30マイクログラムのRNAが含まれています。 さらに、このmRNAを我々の細胞の中に運ぶためには、脂質による巧妙なパッケージングが用いられています。 RNAは、揮発性の「作業メモリー」版のDNAです。 DNAは生物学におけるフラッシュメモリのようなもので、永続性と内部的な冗長性があり、またと
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