※アルツハイマー型認知症(30年前は痴呆症と言ってた)が近い将来30万人に達すると聞いて、戦々恐々とした記憶がある。が、最新予想では25年に約700万人、高齢者の5人に1人がなると。原因は十分に解明されてないし、根本的な治療法も見つかってない。 ※近年分かってきたのは、脳に特殊なタンパク質(アミロイドβ)が蓄積。脳の神経細胞が萎縮し、そのため徐々にもの忘れが酷くなったり、時間や場所が分からなくなったり、暴言や暴行、気分の落ち込み、不安増幅などの行動心理症状が発現することなどだ。 (150430撮影。これは長期記憶か、短期記憶か?いずれにせよ記憶にはあるからまだ大丈夫かな) ※が、動物全体に及ぶこの大敵の原因追及に新たな光が投じられた。「アルツハイマー病が糞便を介して他の個体に伝染する可能性がある」という論文が、それだ。脳科学分野の学術誌「Brain」に10月18日付で掲載された(NW誌電子