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overprint.hatenablog.com
InDesignを使っているDTP関係者がCSSで組版をやろうとすると、細かな違いに戸惑うことがあります。今回は行送りの扱いの違いをまとめてみました。 ※ここでは問題をシンプルにするために、日本語の文字組で、すべて同サイズの文字を組む場合を前提にしています。 用語説明 まずは組版の基礎知識として、行間、行送り、文字サイズの用語から。「日本語組版の要件」*1によると 行送り(line feed) 隣接する行同士の基準点から基準点までの距離.(JIS Z 8125) 行間(line gap) 隣接する行の文字の外枠間の距離. 文字サイズ(character size) 文字の大きさ.通常,文字の行送り方向の外枠の長さ. とあります。「[図36]: 基本版面を行送りで指定する方法」の図を見れば一目で分かるかと思います。 [図36]: 基本版面を行送りで指定する方法より 行送り方向の版面サイズ 版
行取りって何? JLREQこと「日本語組版の要件(http://www.w3.org/TR/2011/WD-jlreq-20111129/ja/)」には下記のように書かれています。 見出しを配置する行送り方向の領域設定で,基本版面で設定した行位置を基準にして設定する方法が行取りである.この場合,見出しの行送り方向に占める領域は,“行の幅×行数+行間×(行数−1)”となる.しかし,見た目には,ページ(又は段)の途中に見出しを配置する場合は,その領域の前及び後ろの行間が加わり,ページ(又は段)の先頭に見出しを配置する場合は,その領域の後ろの行間が加わった大きさとなる. 4.1.6 行取りの処理例 行取りの例 JLREQの該当ページにも図版でいくつかの例が示されていますので、それを見ればどういうものか分かると思います。要するに見出し部分の送り方向のサイズを本文の複数行分に正確に指定することで、各
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