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レイングッズ
shaka.hatenadiary.org
「出版人に聞く」シリーズの7巻目。 これはもう出版業界に関わる人は全員読んだ方がいいと思う。 筑摩書房という会社は不思議な会社で、決して規模は大きくはないし、売り上げ的にも業界では上位というわけではない、中小出版社であるにも関わらず、この業界においては常に重要な役割を果たしている。 実際、本書の著者(聞き取り本なので厳密には著者ではない)である菊池明觔(現筑摩書房会長)も書協の副理事長をはじめとして様々な出版関連団体で役員に名を連ねているし、菊池以外でもそうした業界団体で中心となって活動している筑摩書房の人間は多い。 そして、本書でも登場する松田哲夫と田中達治という二人の人物はいうまでもなく、90年代以降の出版を語る上では重要な人物である。 そう考えると筑摩書房という会社は出版物を作るのと同時に、こうした人材を作ることにも長けた会社なのだと改めて思う。 小田光雄によるインタビューは、正直筑
「あなたも夏の貴重な休日を無駄遣いしてみませんか?」 職種:飲み会のメンツ、カラオケのメンツ 業務内容:昔話の相手、さむい話に耐える 期日:平成19年8月4日(土)19:00〜(24:00までには終了予定) 応募資格:経験不問、初心者歓迎、女性優遇 勤務地:神保町または渋谷(応相談) 給与:楽しい一時(プライスレス)、交通費支給なし 募集期間:平成19年8月4日(土)17:00まで 応募方法:もろもろ連絡の取れる手段で
なんか色々と思うところがあったのでつらつらと書いてみる。 松岡農水大臣の自殺が波紋を呼んでいるが、渦中の人物だっただけに、その死については様々な憶測がなされており、その憶測の元凶は本人が疑惑を残したまま死んでしまったことにあるわけだ。確かに「死人に口なし」とはよくいったもので、それらの憶測、下手をすれば妄想めいた陰謀論に対しても死者は反論をしないし、かといってそれが真実だとも語らない。 ただ、理解できないのがそうした憶測をすること、特に疑惑に対して言及するということに対して、「死者への冒涜である」とか「故人への敬意がない」とかいう意識を持つ人がいることだ。 キリスト教圏だったら自殺は大罪だ。葬式すらしてもらえない。非難されこそすれ、庇ってもらおうなんてありえない考えである。しかし、日本ではこれがありえる不思議。まあ、でもここは日本だからキリスト教の話はひとまず置いておこう。 日本の場合は仏
丹波哲郎死去。昭和が終わった、と改めて思う。『砂の器』や『Gメン'75』といった代表作はもちろんだが、個人的には『事件』での弁護士役、そしてかの傑作『切腹』での名演技が忘れられない。ご冥福をお祈りいたします。 『あしたのジョーの方程式』を読んで、マンガ読み込み熱が高まったため、某Yさんから借りっぱなしになっていた(スミマセン)『BSマンガ夜話』のDVD『童夢』の回を『童夢』片手に見た。 ちょうど10年前、記念すべき第一回の放送。十年一昔とはいうけれど、さすがに皆さん若い。いしかわじゅんはあまり変わってないけど。アシスタントの松野美由紀のスカートがやたら短いのが気になる。まだこの頃はキャラクターが定まってないせいもあって、雑談中心の温い感じはあるが、それでも岡田斗司夫の指摘には鋭いものがあったり、改めて『童夢』を読んでみると、コマからはみ出たり、断ち切りがまったくないことに気づいてビックリす
まあ昨日は東京国際ブックフェアに行って、帰りがけに医者に寄ったくらいでそれらしきことはなにもしませんでしたよ。あ、プリン食ったけど。 東京国際ブックフェアはまあまあ盛況。同時開催してた「バラエティーギフト国際商談展」の方が元気な気もしたけど。昨年と違い業者日に行ったということもあって、商談スペースが賑わっていた。人も一般日よりも多いですね。 相変わらずデジタルパブリッシング関係が盛り上がっていて、いわゆる出版社ブースは単なるバーゲン本コーナーに近い。ほとんどのところが20%OFFになっていて、去年も思ったけど、つまりは卸価格がそういうことなのかと邪推する。ただまあ、大手になればなるほど書籍自体はやる気がなくて、本を陳列してるだけ。それもいかにも「倉庫から取ってきた」もしくは「最新刊だから持ってきた」みたいな感じ。去年は芥川賞と直木賞の展示パネルだけ、という体たらくだった文藝春秋はさすがに今
金曜土曜と社員旅行でした。前の会社には社員旅行という風習がなく、その前の会社では一度だけ(入社した年が最後の社員旅行だった)あったんですが、私は宿泊せずに帰ってしまったので、いわゆる社員旅行というものを体験するのは今回が初めて。 これがもう「ザッツ・社員旅行」ともいうべきお手本のような社員旅行でした。バスを借り切って出発したらすぐにビールで乾杯。バスガイドもちゃんといて、逐一説明が入る(ただ、殆どの人は聞いちゃいない)。旅館に着いたら温泉入って、宴会までビール飲んで、宴会でもビール飲んで、カラオケで演歌が流れて、若手の芸が披露されて、私のような新入社員と女性はビールを注ぎまくる。宴会も終了後もバーラウンジで二次会、また温泉入って部屋でビール、みたいな。私は全てに参加したわけではないですが、「社員旅行だなあ」という気分には十分浸れました。親会社がいわゆる製造業(厳密には違うかな)ということも
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