スマートフォンで電子書籍を読みはじめたのは、ここ一年ほどのことだった。色々考えて、電子書籍ではエッセイを重点的に読もうと決めた。 エッセイを読むのは、たぶん小説を読むことより好きだったはずで、学生の頃は小説より多くエッセイを読んだと思う。けれどいつしか小説ばかり読むようになって、エッセイの面白さを忘れてしまっていた。それがどんなものだったか思い出したいと思った。出来ることなら自分が文章を書く時の目標となるようなエッセイをみつけだしたいと考えていた。 スマートフォンで書いているメモ日記を参照して、電子書籍で読んだエッセイをまとめてみようと思う。加えて、印象に残っている作品には、あてにならない短い感想を書いておくことにする。 20181205 『君の言い訳は最高の芸術』最果タヒ 新時代のスタンダードなのだ、となんとなく言って回りたい力がある。 20181215 『苦汁100%』尾崎世界観 とて