サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
soilshop.hatenablog.com
イモリの未受精卵には、卵黄の他、母親の細胞が合成した様々なmRNAやタンパク質(母性効果因子)が蓄えられている。 細胞質決定因子 ①卵に精子が進入すると、表層が回転し、精子進入点の反対側に灰色三日月(環)が現れる。 この時、微小管とモータータンパク質の働きにより、②植物極付近のディシェベルドタンパク質(母性効果因子)も帯域に移動する。 背腹軸の決まり方①②③④ ③ディシェベルドタンパク質が移動した先の帯域(背側中胚葉)では、βカテニン(合成&分解を繰り返している)の分解が阻害されて蓄積する。 βカテニンは、胞胚期までに核に移動してノーダル遺伝子が発現する。 もともと帯域では、植物極側のVgeTなどの母性効果因子の影響でノーダル遺伝子が発現しているので、背側から腹側にかけてノーダルタンパク質の濃度勾配ができる。 背腹軸の決まり方③④ ④高濃度のノーダルタンパク質によって、背側中胚葉(原口背唇
“眼”の「網膜&視神経」と「水晶体(レンズ)」と「角膜」は、“誘導の連鎖”によって段階的に造られる。 眼の形成 ①「原口背唇部」(背側の中胚葉)が陥入すると、「原口背唇部」自体は「脊索」に分化する一方で、背側の外胚葉から「神経管」を誘導する。 ②「神経管」(背側の外胚葉)の一部が膨らんで「眼胞」になると、「眼胞」自体は「眼杯」→「網膜」に分化する一方で、表皮(外胚葉)を「水晶体(レンズ)」に誘導する。 ③「水晶体(レンズ)」は、さらに表皮から「角膜」を誘導する。 誘導の連鎖 【関連記事】 soilshop.hatenablog.com 【補足】 内胚葉(胞胚期の植物半球の細胞から、将来は消化管の内壁に分化する。) 中胚葉(胞胚期の帯域の細胞から、将来は骨や筋肉などに分化して、内胚葉や外胚葉を“裏打ち”する。) 外胚葉(胞胚の動物半球の細胞から、将来は神経に分化する。神経にならなかった外胚葉
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『soilshop.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く