サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
tatsuji0221.hatenadiary.org
暴走族のエスノグラフィー―モードの叛乱と文化の呪縛 佐藤郁哉(著) 新曜社 エスノグラフィー第2弾、今回は「暴走族」です。 「暴走族」という言葉、私など大都市郊外の新興住宅地に身を置くものとしては、 遠い昔の話のように聞こえるのですが、 (私が小学生ぐらいまでは、週末の夜、彼らが近所の幹線道路を 賑やかしていたのを覚えています) 今も日本のどこかにいるのでしょうか。 というのも、本書にも記述のあるとおり、昭和50年代末(1980年初頭)以降、 統計上は急速に減少していったからです。 とはいえ昭和40年代末以降登場した暴走族は、警察との抗争、奇抜なスタイル、 マスメディアの報道などいくつかの特徴も相俟って、高度成長期の日本における一つの 「文化現象」ともいえる強烈な印象を後世に残したといえるでしょう。 本書は、社会心理学・社会学を専門にする著者が、 実際に一年間、京都の暴走族と「行動を共にし
あけましておめでとうございます。 年明けらしくありませんが、今回はマクドナルドの話を。 マクドナルドに行くといつも思うことがあります。 それは、マクドナルドが地域社会のようすを非常によく 反映しているということ。 たとえば、私がよく行くマクドナルド。 この店舗は名古屋市の東部、国道沿いにあります。 国道の裏には高校があり、その周りを住宅街が囲んでいる。 昼間、まず目立つのは小さい子供連れの若いお母さんたちです。 お母さんたちはここで、保育園や幼稚園、生活に関する情報交換をしている様子。 またこの店舗では「ママ会」のようなものが定期的に開かれていて、 店では予約の受付などもしているそう。 子どもは遊戯スペースだけでなく店中を駆け回っています。 嬌声は止むことがない。 学生。部活帰りの高校生グループは、 テレビや恋愛の話題で盛り上がっていて、こちらも賑やか。 また、近所に住んでいると思われるお
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『tatsuji0221.hatenadiary.org』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く