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都知事選
teto2005.hatenadiary.org
英語がどれだけうまくても翻訳ができるわけではない。日本語の表現にすぐれていても,それだけではすばらしい翻訳はできない。心理学のどんなにすごい先生でも,専門書の翻訳はできない。 翻訳に必要なのは翻訳のための脳の使い方である。「翻訳筋」とでもいうべき筋肉を鍛えなくてはならない。 学校で習った「英文和訳」は翻訳ではない。英単語をそれに匹敵する日本語に移し変え(辞書にのっている言葉で),文法にあわせて正しく並べたものは翻訳ではない。別宮貞徳先生のことばを借りれば,「原文がその読者に与えたのと同等の効果を,訳文もその読者に与えなければいけない」のである(『裏返し文章講座―翻訳から考える日本語の品格 (ちくま学芸文庫)』)。 専門書を読んでいて腹ただしく,また残念にも思うのは,「悪訳」がそれらしい通常の訳としてまかりとおっているところである。わたし自身もそれをなんとかしたいと思い,すこしでも読みやすい
NHKスペシャル 昨日NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」を見ました。まずは、うつ病歴が長く、その後治療を受けて大きく改善された方がテレビに出て発言していらっしゃったことに感謝と敬意をお伝えしたいなと思いました。患者さんたちは重篤なうつのエピソードの最中には「自分がいつかよくなる」というイメージが描けずにいます。そんなとき、「よくなったよ、あなたもきっとよくなるよ」というメッセージをお伝えしてくださるもと患者さんの言葉と、実際によくなった姿ほど勇気付けられるものはありません。 さて、薬物療法については、“常識が変わる”というのは大げさかなと思いました(画像診断についてはあてはまりますけども)。東京では精神科での研修を受けていない、精神保健指定医でもない医師が「精神科」を標榜してうつ病の治療をしている、そういう医師が多いのではないかというところにはとても驚きました。 地方では大学病院
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