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パリ五輪
toguri.exblog.jp
みなさま、こんにちは。 梅雨の季節になりました。庭の紫陽花も見ごろです。 前展示『柿右衛門展』が終了してから今展示『初期伊万里展』が始まるまでに9日間の休館期間がありましたが、その間私たち学芸員は、前展示の陳列品を撤収し、今展示出展品を並べる、という作業を行っていました。 当館のコレクションの主軸である“やきもの”は、光や熱による劣化はありませんが、転倒や落下など物理的衝撃には弱いため、地震対策が必須となります。そこで、展示の際には、(1)免震装置を用いたり、(2)テグスで作品を展示台に固定したり、(3)壺などには内部に「重し」として砂袋を入れて安定させるなどの工夫をしています。 今回はその中でも、(2)テグスを使った固定方法をご紹介します。テグスの張り方は、作品の器形に応じて色々ありますが、もっとも展示数の多いお皿の場合を例に挙げます。 準備:小鋲、テグス、ビニールチューブ はさみ、金槌
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