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猫
tonikaku-read.hatenablog.com
現在、年末の進行による深い疲労状態で、これを書いている。疲労しているのは今に始まったことではなく慢性的なものでもあるので、どうにかできるかと思い手に取った1冊である。 本書の内容は、テレビ等でもよく扱われるようだが、私は最近ほとんど地上波のテレビを観ていないので、著者の説に触れるのは本書が初めてだった。まずは目次に沿って概要を示す。 概要 はじめに 疲労を科学することとは 疲労とは“エネルギーの枯渇”と考えられがちだが、それは多くの場合あてはまらない。がん細胞による悪質液、風邪におけるインターフェロン分泌といった原因もあるが、大半の疲労の原因は細胞のサビ――酸化ストレスである。そして、長時間の運動によって最も酸化ストレスが大きい身体の部位は、脳の自律神経中枢なのである。本書ではこの脳疲労のメカニズムと解消法を論じる。 第一章 疲労の原因は脳にあり 疲労とは、医学的には痛みや発熱と並ぶ人間の
(2003年12月読了) 漱石の随筆も少し読もうと思う。 随筆なので、収録されたタイトルを列挙して筋に代えよう。以下、収録作。 収録作一覧 「思い出す事など」 「長谷川君と余」 「子規の画」 「ケーベル先生」 「ケーベル先生の告別」 「戦争から来た行違い」 「変な音」 「三山居士」 このうち、漱石が修善寺で静養中に大吐血をして危篤となった、いわゆる「修善寺大患」前後のことを綴った表題作が、全体の8割ほどの分量を占めている。その他の作品も、友の死や先生との別離など、沈鬱なテーマのものが並んでいる。 感想 「思い出す事など」は、漱石自身の療養記ではあるのだが、吐血して死にかけた部分の描写は少しばかりで(本人は意識がなかったのだから当たり前といえば当たり前か)、大部分は修善寺や病院でのこと、読んだ本、詠んだ俳句や漢詩などである。漢詩は素養が無いためによく意味が取れなかった。いつか読み解いて味わっ
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