今日はHLSのバークマンセンターの主催で、The End of Lawyers?の著者であるRichard Susskindのレクチャーがあった。刺激的なタイトルであるが、趣旨は、クライアントの高まる要求のなかで、情報共有ツール等が一種のdisruptive technologyとなって、弁護士がクライアントにサービスを提供する形態はここ数年で大きく変わるだろう、という(まあ比較的穏当な)内容。 日本の事務所では、事務所内で使える契約書の共通フォーム(典型的な場合のモデル契約だけでなく、どういう場合はどう変える、といった注記が付せられている)やスタンダードメモランダムを作っているのがせいぜいである(そしてそれすらもあまり進んでいないのが現状)と思うが、大規模化が最も進んでいるイギリスの事務所では、(一定の種類の契約については)契約書生成プログラムが作成されているし、KPMGなどの会計・税務