サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
webmaga.j-toyama.jp
元衆議院議員・法務大臣 長勢 甚遠 義理人情に引きずられて 5月21日付け読売新聞一面トップの見出しは、「裁判員制 良い影響 五十裁判長全員が評価」というものだった。裁判員制度が施行されて10年というので、同新聞が地裁の裁判長50人に実施したアンケート調査の結果である。 この記事を読んで、裁判員制度創設の頃を思い出した。 知らない人も多いと思うが、裁判員制度立案の責任者は何を隠そう私であった。これは私の政治家生活の汚点と考えている。義理人情に引きずられて信念を曲げた私の人間としての弱さを露呈した恥ずかしいことであった。 このような役割を担うことになるとは考えてもいないことだった。当時、日本弁護士会連合会(日弁連)主導により、司法試験改革、法科大学院設置、裁判員制度導入など各般にわたる司法制度改革が進められていた。その一環として裁判員制度の導入の方針が閣議決定され、平成15年、具体的な立法内
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『webmaga.j-toyama.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く