‘染井吉野’ は日本人に最も親しまれている桜ですが、サクラ類てんぐ巣病に罹りやすいことが知られています。 この病気に罹った枝は そのまま放置しておくと徐々に蔓延し、花が咲かなくなり、やがて枯れてしまいます。 また、サクラ類てんぐ巣病は伝染性の病気であるため、‘染井吉野’を継続して 配布することがこの病気が拡大につながることを懸念し、日本花の会では 2005年度から‘染井吉野’の配布を中止しました。 根強い ‘ 染井吉野 ’ の人気に応えるため、植栽地で定期的な管理を実施し、 責任を持ってサクラ類てんぐ巣病の対策がおこなえる場所に対しては 販売という形で対応してきましたが、2009年度から ‘ 染井吉野 ’ の苗木の販売を中止致しました。 【ダウンロード(PDF)】桜の病害