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化粧に欠かせない色-紅 江戸時代、化粧に用いられた色は赤(紅)・白(白粉)・黒(眉墨・お歯黒)の三色のみでした。その中で唯一の有彩色であった紅は、唇はもとより頬・目元・爪に、時には化粧下地として用いられることもあったほど、女性の顔に彩りを添える大切な「利かせ」の色だったのです。 頬紅 白粉と紅を混ぜて使用。くすみ防止や地肌そのものを明るく見せるために、白粉を塗る前に、目の周辺から頬にかけて紅を伸ばすこともあった。 口紅 口紅は淡くほのかに色付くようにつけることが良いとされた。おちょぼ口のような小さな口元が好まれたため、上唇・下唇共に、紅を点(さ)す面積はかなり小さかった。 アイメイク 現在のアイラインのように、目の縁に紅をひくことを目弾(めはじ)きといった。歌舞伎役者の舞台化粧として発生した化粧だが、町方の女性が真似たことを機に広く行われるようになった。 爪紅(つまべに) 爪先を紅や鳳仙花
紅ミュージアムで開催する企画展と、過去に開催した企画展概要をご案内しています。
紅 いつの世も 人々を魅了する色彩 紅とは、紅花の花びらにわずかに含まれる赤色色素のこと。紅は、その色彩の鮮やかさで人々を魅了し、いにしえより染料や化粧料として彩りを添えてきたほか、絵具、薬、 そして魔除けの象徴としてなど、多岐にわたり用いられてきました。 伊勢半本店は、文政8年(1825)の創業以来受け継がれてきた製法で、良質の証といわれる玉虫色に輝く口紅「小町紅」を守り続けています。 Beni – A Color Fascinates People Throughout the Ages Beni is the minute amount of red pigment contained in safflower petals. Beni has charmed people with its vivid color and, since ancient times, been use
紅ミュージアムは、江戸時代から続く最後の紅屋「伊勢半本店」が運営する資料館です。 文政8年(1825)の創業時から今日まで受け継いできた紅づくりの技と、化粧の歴史・文化を数々の資料と共に公開しています。 併設する体験ゾーンでは、紅のお試しづけに加え、科学的なアプローチから紅ならではの色の不思議にせまります。 「紅」を知り、学び、その美しさを体感できる空間、それが紅ミュージアムです。
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