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災害への備え
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2021年9月7日に放送された日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」のなかで、「ひどい肌荒れがまさかの方法で回復」との番組がありました。そのなかには、「ステロイドは本来体内で作られるが、ステロイド薬の使い過ぎにより体内でステロイドが作られなくなった。」(23:53)や、「再び体内で作られるようにするには、ステロイド薬を断つしかない」(24:09)といった、科学的に明らかに根拠のない内容もあり、患者さんへの悪影響が懸念されます。 日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会(患者会)は以下に当番組の問題点を指摘します。 ステロイド外用薬の使用を、種類も使用法も区別すること無く否定し、ステロイド外用薬を用いた治療中の患者さんに恐怖と不安をあおる内容であったこと。 脱ステロイド「療法」という用語
食物アレルギーの診療に関わるすべての医療関係者の皆様へ この度、国内施設において牛乳に対する経口免疫療法を受けている患者さんに重篤な有害事象が発生したことに対して、心よりお見舞い申しあげます。 重篤な有害事象に関する詳細はすでに当該施設のウェブサイトで発表されておりますのでご参照下さい。 わが国では専門医療機関を中心に経口免疫療法が広く実施されている状況があります。経口免疫療法中に時にアナフィラキシーを含む即時型症状の誘発は多く認められていましたが、低酸素脳症のような重篤な有害事象の報告は初めてです。 今回の経口免疫療法に伴う重篤な有害事象に関する情報を共有した上で、食物アレルギーの診療に関わる医療関係者の皆様に対して改めて経口免疫療法に関する注意喚起を致します。 ・経口免疫療法に関する注意喚起 (PDF) ⇒マスコミ関係のみなさまへ 日本小児アレルギー学会 食物アレルギー委員会 (201
日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会では、国立成育医療研究センターを中心とする研究グループが発表した新しいエビデンス(PETITスタディ、Lancet 2017; 389: 276-86)に基づいて、2017年6月に「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」を公表しました。この提言には一般の方や患者家族にも関心が高く、マスコミやインターネット上でも話題となりました。その中では、提言の主旨を短絡的に捉えて、単に「鶏卵の早期摂取」という概念だけが広まることも危惧されます。そこで本委員会としては、改めてこの提言の主旨を簡潔に解説し、指導される先生方のご理解を仰ぎたいと考えました。提言の中にはその根拠となる背景も詳しく書かれていますので、提言全文も是非お読みください。また、本解説と同時に、患者・一般の方に向けた解説も公表していますので、そちらもご参照ください。 ・「鶏卵アレルギー発症予防に関する
Japanese Pediatric Guideline for Food Allergy 2012 [作成]日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会 要旨 新生児・乳児消化管アレルギーは、主に新生児や乳児に発症する消化器症状を主とする食物アレルギーであり、ほとんどの患者で特異的IgE抗体は陰性である(表10-1、表10-2、図10-1)。 原因は牛乳タンパクが大半を占めるが大豆や米などもある。完全母乳栄養児に発症することもある(表10-1)。 多くの患者でアレルゲン特異的リンパ球刺激試験が陽性であり、細胞依存性アレルギーの関与が示唆される。 診断は、①原因食物摂取後に消化器症状が出現すること、②当該食物除去により症状が消失すること、③食物負荷試験が陽性であることをすべて満たすことが必要条件である(表10-1)。 予後は良好であり、1歳までに約70%、2歳までに約90%が耐性を獲得する(
日本小児アレルギー学会は、食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることに対して、「食物アレルギーハンドブック 2014 子どもの食に関わる方々へ」(2014年日本小児アレルギー学会発刊)において推奨しないことを注意喚起しています。米国や欧州のアレルギー学会でも食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定しています。 その理由は、食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体であり、このIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもあるからです。 日本小児アレルギー学会は食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しないことを学会の見解として発表いたします。 参考文献: 食物アレルギーハンドブック 20
2019年7月8日18th EAACI Immunology Winter Schoolへのトラベルグラント募集のご案内New!2019年6月27日小児アレルギースキルアップセミナー 鹿児島特別編のご案内New!2019年6月21日第2回臨床アレルギー講習会開催のご案内2019年6月13日「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」について2019年5月30日小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017が「Mindsガイドラインライブラリー」に掲載されました。2019年5月29日トラベルグラント募集について(APAPARI 2019)2019年5月21日2019年度(令和元年度)学会研究費補助金申請(支援研究)の公募について2019年4月26日「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」改訂のご案内2019年4月22日第56回日本小児アレルギー学会学術大会演題募集のお知らせ2019年4月22日遠
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