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2022.6.13 iPhoneやiPadのUDIDを調べる方法 全10種 全てのiOS端末には、端末を一意に識別する UDID (Uique Device IDentifier) が付与されています。端末のシアリル番号とは別で、設定アプリにも表示されない端末固有値です。業務用アプリの開発に関わらなければ知る機会もありません。 しかしアプリ開発に携わっていて開発中アプリをテスト用にAdHoc配布する場合、対象端末のUDIDを全て収集しなければならなくなります。provisioning profile にUDIDを含めておく必要があるためです。 (アプリの起動を許可したい関係者の端末のUDIDを登録していく必要がある) テスト用のアプリ配布にはTestFlightを使うことが推奨されますが、過去の経緯や様々な理由でTestFlightを使えない場合もあります。 そんな時にはやはり UDID
2022.4.18 そろそろADEP契約更新ができなくなるかも知れない 〜カスタムAppへの移行を急ぐべき理由〜 (最終更新日 : 2022/10/3) その時が迫っているのかも知れません。 上図はあるADEP契約企業の ADEPの契約更新が拒否され期限切を迎えてしまった様子です。あるInHouseアプリを業務で常用している企業で、突然ADEP更新を拒否されこの状況になってしまいました。 Software associated with this membership will continue to run for the next XX days. とあり、あとXX日で InHouse アプリが起動できなくなると警告されています。(XXには具体的な数字が入り毎日1ずつ減っていく) 以前の投稿でも紹介した通り、ADEP契約が切れると期限日から91日目以降はInHouseアプリが動かなくな
AppStore公開アプリ AppStore上に公開されている既存アプリは全てABM+MDM経由で配信することができます。例えば Box や DocuSign など既存アプリを業務でそのまま使う場合が該当します。 (業務用バージョンを別アプリとしてAppStore公開しているものもある。上図はBoxの例) ABMやMDMという言葉が初見という方は以下を参考にして下さい。 MDMとは何か 〜今さら聞けないMDMの基礎〜 ABM(Apple Business Manager)とは何か iOSDC 2020 Day1 でエンタープライズiOSについて講演しました(YouTubeで収録動画が公開されました) ABMでAppStoreのアプリを一括購入(VPPということもある)してMDMに同期して、MDMから配布します。 (ABMでAppStoreにあるGMailアプリを一括ライセンス購入する様子)
2020.4.29 MDM環境を無償で用意する方法はあるか? MDMとは何かというエントリでMDMを以下のように紹介しました。 MDMとは、その名称 Mobile Device Management (モバイル端末管理) から想像できる通り、 多数のモバイル端末を管理するための仕組み(プロトコル)、あるいはサービスのことを指します。 賢明な方は、MDMプロトコルが元になっているのなら無償で利用可能なオープンソースMDMがあるのではないか?と思われたことでしょう。 (Photo by Arnel Hasanovic on Unsplash) 存在するが運用にあたっては要注意 正解です。実はオープンソースなMDMが存在します。幾つかあるうちで有名どころは以下の2つです。 MicroMDM – GitHub (Go) commandment – GitHub (python) 残念ながら、いずれ
ADEPとADPの違い、配布形態の違いがよく分からない 開発するアプリに必要な契約の種類や配布方法が明確に!
2020.8.14 ABM(Apple Business Manager)とは何か エンタープライズiOSでMDMと同じぐらい重要なサービスが ABM(Apple Business Manager)です。 ABMはAppleが2018年から法人向けに無償で提供しているものです。各種の公式ドキュメントやWWDCセッション動画でも言及されていますので、見聞きしたことがある方も多いかも知れません。 (WWDC2020でもエンタープライズ向けセッションで度々言及されていた) ABMは登場して間もないサービスということもあり、公式マニュアル以外には断片的な内容のブログやQiita投稿ぐらいしか情報がありません。触る機会もなかなかないサービスだということも情報量が少ない一因です。 そこで本稿では、ABMの役割や各機能の詳細を画面キャプチャを多数掲載しつつ御紹介します。本稿を読むことでABMの機能や役割
これらはほんの一部で、実は世界中に何十というMDMサービスがあります。どのベンダーも揃いも揃って自社のMDMがNo.1であると喧伝している面白い業界です。 (OEMを受けて自社ブランドで提供している国内ベンダーもある) 選定で最も注意すべきこと MDMの導入にあたっては、直接ベンダーと契約するか、各メーカが定めている販売パートナーと契約を結びます。基本的に初期設定や運用は自社で行う必要があり、標準の契約で設計支援や運用支援までやってくれるところは稀です。 エンドユーザ企業の立場であれ、アプリを提案するSIerや開発会社の立場であれ、MDMを使いこなす自信が無い場合は、ベンダーや販売パートナーがどの程度サポートをしてくれるのかよく確認しておくことをお勧めします。 MDMを単に商流に絡んで請求書通しをしているだけに過ぎないベンダーもいます。問い合わせても開発元に転送丸投げするだけの場合もありま
2020.6.19 ADEP(Apple Developer Enterprise Program)はもう取得することができないと諦めたほうが良い理由 (最終更新日 : 2021/8/20) ADEP(Apple Developer Enterprise Program)に関連する質問は、エンタープライズiOS関連で寄せられる問い合わせで最も多い質問です。ADEPの前身である iDEP の時からこれは変わりません。(参考 : ADEPとは何か) iOS端末の企業導入と同時に独自アプリを作りたい、あるいは作って欲しいという需要が現場には常にあるということですね。しかし2019年以降、問い合わせの傾向が明らかに変わってきています。 ADEPをどうしても契約できません ADEPはどうやったら取得できるのですか? ADEPを取らずに企業内限定配布をするにはどんな方法がありますか? これらの質問から
EUのDMA/DSAが業務用iOSアプリに及ぼす影響についての考察(1) -DMAとサイドローディング- 2024年4月29日 Appleのドキュメントが英語で困るという方に使って欲しい調査テクニック 2024年3月18日 App Store Connect でアプリ申請時にビルドを選択できないことがある理由 2024年3月4日 ADP の App Store Connect でユーザ招待する時に知っておくと良い豆知識 2024年2月19日 ADPのユーザに割り当てる役割の基礎(後編) 2024年2月5日 ADPのユーザに割り当てる役割の基礎(前編) 2024年1月22日 2023年に最も読まれた投稿と2024年のサイト方針 2024年1月8日 [English] All 10 ways to find out UDID of an iPhone or iPad 2024年1月1日 カスタ
2018.10.20 エンタープライズiOS用語集 エンタープライズiOSには独特のキーワードが沢山あります。これは、端末購入・設定・アプリ配信・ライセンス・運用など、考慮することが多数あることを意味しているとも言えます。 以下にエンタープライズiOSで関係ありそうな用語を一覧にしてみました。各キーワードの詳細解説は別エントリに譲ります(今後拡張)が、エンタープライズiOSに関係する方は一通り知っておくと良いと思います。 (最終更新 : 2018/10/27) 準備 ADEP Apple Developer Enterprise Program の略。Apple Developer Program の一つ。社内専用アプリを開発して配布するために必要。この契約で個人向けアプリ配布はできない(AppStore申請不可)。企業用途での自由度の高い配布が可能な分、規約で利用形態は厳しく制限されてい
2016.11.28 iOSアプリの署名とDeveloper Programの関係 iOSには安全性を担保する為に、各アプリが誰によって作られどのように配布されているのかを検証する仕組みが備わっています。その為、全てのiOSアプリにはデジタルの名札のようなものが紐付けられるようになっていて、それを署名(CodeSign)と言います。 (Thanks! The photo on flickr by Sebastien Wiertz CC BY 2.0) Developer Program は署名の為に必要 通常、署名はアプリ開発環境であるXcodeで行われます。 アプリがインストールされる時や起動される時、iOSは各アプリの署名を見て、 誰がこのアプリを作ったのか まだ起動が許される期間かどうか この端末で起動させても良いアプリかどうか などの確認を行います。アプリに開発者名と制約条件が書か
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