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スーダンを公式訪問したアブドラー首相は１６日、同国の首都ハルツームで同国の西部ダルフール地方で発生している紛争の解決に向けイスラム諸国会議機構（ＯＩＣ）がスーダンを支援していくとの姿勢を表明した。ＯＩＣの議長を務める首相はまた、スーダンに対するいかなる制裁もスーダンの人々を苦しめるだけだと語り、スーダンに対する制裁に断固反対するとの考えを示した。 　一方、スーダンのオマール・ハッサン・アルバシル大統領は欧米諸国からダルフールに外国軍を駐留させるよう圧力が高まっていることに対して、その圧力をかわすためにもＯＩＣからの支援が必要であると語った。これにアブドラー首相が応じた形だ。 　なお、国連安全保障理事会は昨年８月、人道面での危機が続くダルフールへの国連平和維持活動（ＰＫＯ）部隊派遣決議を採択したが、スーダン側が拒否していた。しかし、スーダンはこのほど、４０００人規模のダルフールへのＰＫＯ要員