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長い間、ブログを放置していました。 この間もコンスタントに閲覧して頂いているようで頭が下がります。 今回はコロナウイルス予防について。 もう少し早くお伝えすべきでしたが、誰もが身近に迫っていると感じているこのタイミングでも有意義かと思います。 手洗いうがい、人混みを避けるなどは当然ですが、他にも感染を避けるためにできる事はないかと考えている方には、是非参考にして頂ければと思います。 感染や症状の緩和には、体の抗酸化力および免疫力を可能な限り高めておくことが大切です。つまり、ウイルスから攻撃を受けた時、最も重要になるのは個々の体内環境の質です。 国際オーソモレキュラー医学会、オーソモレキュラー医学会ではウイルス感染の予防や症状緩和のための栄養療法を推奨し、以下の提言を出しています。 ※以下の安価なサプリメントの摂取は、大人に対する推奨量です。子どもに対しては体重によって服用量を調整してくださ
12月1日大阪マラソン当日。3か月間のトレーニングの集大成です。 前日は糖質中心で腹八分目の食事に抑え、マッサージをし、早く就寝しました。 当日は5時起床。 豆乳にMCTオイル、それから卵焼きと白ご飯の朝食を食べ、ランニングウェアの上に服を着て、会場に向かいました。 電車の中では、更にMCTオイルの補給、COQ10やカルニチン、ナイアシンの補給も行い、アミノ酸ゼリーも飲みました。エネルギー不足だけは避けたかったので、こまめに摂取する事を心がけました。 第3ウエーブだったので、9時25分スタート、9時5分にスタート地点の閉鎖です。森ノ宮駅に8時過ぎに到着しました。ものすごい人でしたが、手荷物預けもしなかったため、スムーズにスタート地点に到着しました。 天気は快晴です。待ち時間は非常に寒くなることを予想していましたが、手袋をして、前々日のEXPO2019のTOYOTAでもらったビニールをかぶっ
ランニング初心者である私が、今年の9月からトレーニングを始めて、いよいよ本番の大阪マラソンまで残り3日となりました。 10月は走りこみ期間でしたが、11月は調整期間としました。 怪我や疲労に備えて、無理に走りこまない計画をたて、(私にとっての)長距離は10日に14km、24日に17km走っただけで、あとは5kmや10kmをちょこちょこと走りました。 昨日、最後の5kmランを終え、残りの3日は筋疲労が残らないように、ゆっくり過ごそうと思います。 11月の総走行距離は96kmでした。 9月以降の総走行距離は341kmです。一般的なランナーに比べると圧倒的な準備不足かもしれませんが、限られた時間で自分の納得のいくトレーニング、体調管理はできたと思っています。 練習を始める前は、「本当に走れるかな」「完走するなんて無理かもしれない」など、結果に不安を感じていました。そして自分で計画したトレーニング
今週は京都で開催している、第39回日本精神科診断学会に参加しています。 抗加齢学会や栄養関係の研究会などに比べて、やはり最新の研究結果や知見は乏しい印象です。しかし日々の臨床のヒントなど、得るものも多くありました。 気分障害で、非常にご高名な坂元薫先生(赤坂クリニック 坂元薫うつ治療センター)の講義を久しぶりに聞くことができました。 今回は、「双極性障害治療の新たな潮流」という題でしたが、双極性障害の治療の難しさを改めて実感しました。双極性障害については、次回のブログで改めてお話ししたいと思います。 坂元先生の掲げておられる「うつ病にならないための7か条」をここに掲載しておこうと思います。 ①完全主義をやめる。 ②自分のミスに厳しすぎるのをやめる。 ③全てをコントロールしようとするのをやめる。 ④余計な関わりをもつのをやめる。 ⑤自分の体調や健康を無視するのをやめる。 ⑥見栄を張って助けを
現在GLP-1注射がダイエット界のブームです。 この注射はダイエット界の歴史を塗り替えると言っても過言ではないと考えています。 GLP-1注射は本来糖尿病の治療目的で用いられる注射です。私は糖尿病は専門ではないので、この注射の理解のためにいくつか本を読みました。 最近の糖尿病治療のトレンドを知る上でこの本が非常に役に立ったので、紹介したいと思います。 糖尿病はグルカゴンの反乱だった -インスリン発見後、なぜ未だに糖尿病は克服できないのか 作者: 稙田太郎 出版社/メーカー: 星和書店 発売日: 2019/04/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 沼津さとやまクリニック院長の稙田太郎先生の書かれた本で、2019年4月19日初版です。 この本では、糖尿病は「インスリンの欠乏」よりむしろ「グルカゴンの過剰」に原因があるということを、様々な研究論文を提示しながら述
今年はベトナムのダナンで夏休みを過ごしました。旅行記はこのブログの趣旨とは外れますが、旅の計画をたてるのに経験者の方のブログがとても助けになったので、ここでも記録しておこうと思います。 行き先にダナンを選んだ理由は以下の4つです。 ①リゾート地でゆっくりしたい ②直行便で行きたい ③時差が少ない ④異国感を味わいたい ダナンはまさにぴったり。かつては海上交易で栄えた拠点地でしたが、近年はビーチ沿いに名だたるリゾートホテルが林立する人気のリゾート地です。ベトナムは物価が安いので、リーゾナブルに高級リゾートホテルに宿泊することもできます。 成田からも関空からも直行便があり、フライト時間は約5時間半です。時差も2時間。 ダナンのすぐそばにはホイアンという世界遺産の街があります。ホイアンは東西交易の中継地として栄え、16世紀には日本人街もあったとされる港町です。1999年に世界遺産に指定され、ベト
私の父は塾長でした。 非常に厳しい人でしたが、私は小学四年の時にその父の塾に通い始めました。 初めて父の授業を受けた時の事は鮮明に記憶しています。 父が入って来た瞬間、教室の空気が変わり、緊張感に包まれ、ざわざわしていた生徒達も居住まいを正しました。そして予想に反するような言葉から話し始め、皆が引き込まれていきました。 父が話し上手なのか、カリスマ性があったのか、子供の特性を熟知していたのか、今になってはわかりません。 現在、私は人前で話す機会が度々あります。準備をしている間は、こんな内容で満足してもらえるだろうかと頭を抱え、終わった後には自分の滑舌の悪さに落ち込むなど、満足できる講義や講演はなかなかできません。 そこで、先日父にどうすればうまく話せるのかを聞いてみました。その答えは意外なものでした。 上手く話せる人は文章が下手、文章が上手い人は話すのが下手という事でした。 文章が上手い人
抗加齢医学会のポスター発表で個人的に興味深いものがありました。 同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターの上中詩央里先生の発表で、「食後高血糖抑制に及ぼす食品栄養成分の寄与率の検討」というものです。 米飯200gを食べる前に①サラダチキン②オリーブオイル③穀物酢④難消化性デキストリン⑤千切りキャベツを摂取して、リブレを用いて食後の血糖値の変化を調べていました。 結果は①②③⑤を高用量摂取した群は米飯のみより、優位に血糖を低下させ、①③は摂取用量が多いほど、優位に低下させたとのことです。そして、④の難消化性デキストリンは食後血糖上昇の抑制効果はなかったそうです。 要は食後高血糖抑制にはタンパク質、酢酸の影響が強く、脂質や食物繊維の影響は弱かったとのことです。 一般的に認知されている程、ベジファーストは効果がないのかもしれません。難消化性デキストリンも効果がないとのこと。賢者の食
この週末は、横浜で開催されている抗加齢医学会に参加しています。 抗加齢医学会は、様々な科の先生方が最新の知見を発表されるため、専門外の内容も多く、非常に興味深い学会です。抗加齢医学会専門医ということもあり、自分の知識が狭くならないためにも、必ず参加するようにしています。 現在100歳を超える人は約7万人弱です。将来的には2007年に生まれた子供の約半分が100歳まで生きると予想されています。 長寿は素晴らしい事ですが、少子高齢化、年金、病気、寝たきり、認知症、介護・・・問題は尽きません。 長寿社会における幸福とは何か。「死ぬまでずっと幸せでいたい」それが、究極の願いかもしれません。学会会長である伊藤裕先生(慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授)は「健康寿命」ならぬ「幸福寿命」を提唱されています。「幸福寿命」の延伸に「抗加齢」の本質があると述べられています。 「幸福」の定義は人それぞれで
うつ病の原因はモノアミン仮説が主流です。セロトニンやノルアドレナリンの低下により、抑うつ気分、意欲低下、不安などの症状が出現すると言われています。 現在うつ病に用いられるのはこのセロトニンやノルアドレナリンを増やすタイプの薬です。 脳内のセロトニンは以下の経路で産生されます。 トリプトファン→5HTP→セロトニン→メラトニン セロトニンが低下すると、メラトニンも低下し、不眠などの症状につながります。 ではセロトニンやメラトニンの不足を解消するための生活習慣とはどんなものでしょうか。 ①タンパク質をとる まずは材料であるトリプトファンが必要です。トリプトファンはアミノ酸で、たんぱく質が分解されてできるものです。 肉や魚、大豆製品の摂取はもちろんですが、このブログでもお伝えしてきた通り、タンパク質の消化は簡単ではありません。 タンパク質の消化については以下をご参照ください。 www.sakur
ビタミンCは栄養界の吉永小百合のような存在です。キムタクでもイチローでもよいのですが、もう絶対的な安定感のあるスーパーヒーローです。 このブログでもビタミンCについて取り上げてきました。 www.sakuranbo23.com www.sakuranbo23.com 今回は、このスーパーヒーローの実力を裏付ける論文が、オーソモレキュラー学会のHPで紹介されていましたので、紹介したいと思います。 ビタミンCが風邪症状の緩和や、発症予防に効果があった 論文の内容 この結果から私たちができること ビタミンCが風邪症状の緩和や、発症予防に効果があった こちらの論文です。 The effectiveness of vitamin C in preventing and relieving the symptoms of virus-induced respiratory infections. -
ワンコを連れて、知人家族とネスタリゾート神戸へ1泊旅行に行きました。 宝塚北サービスエリアで休憩。西日本最大級というだけあり、広大な敷地に、お店も充実しています。こぎれいなドッグランもあり、ワンコもたくさんいました。 宿泊はネスタリゾート神戸。数多くのアクティビティがある複合リゾート施設です。 コテージを借りて、夕食は、そこのテラスでバーベキュー。一棟ずつ離れているコテージは、犬が鳴いても気にならず、バーベキュー中もワンコを自由にしておけるので、気兼ねなく楽しむことができました。 日中はアクティビティを楽しみました。犬はアニマルフレンズ(動物たちとふれあうアクティビティ)以外は、基本的にどこでも一緒に入れます。ただ、一緒にアクティビティはできないので、誰かが交代で犬と待つ必要がありました。 カヌーだけは、犬用のライフジャケットをレンタルすれば、一緒に乗ることができます。 犬連れには優しい施
前回の続きです。 前回はうつ病の病態の一部は炎症が関与しているというものでした。 では、脳内の炎症を制御すれば、うつ病の予防になる、もしくは一部のうつ病は改善するのではないかということです。 BHBの投与が脳内で炎症を制御する 中鎖脂肪酸の摂取でうつ症状がよくなる MCTオイルを飲むというのは試してみる価値あり BHBの投与が脳内で炎症を制御する BHBは、ケトン体の一種です。飢餓時に、脂肪酸の酸化によって、肝臓や腎臓で産生されます。ケトン体は、糖質制限によって出てくることで有名ですね。 以前は、脳はブドウ糖しかエネルギー源として使えないと思われていましたが、ケトン体も第二のエネルギーとして利用できる事がわかっています、 それどころか、ケトン体は脳を穏やかにする、集中力、記憶力を向上させるなどと言われています。 そのケトン体であるBHBに、前回お話したNLRPの活性を抑制し、炎症性サイトカ
精神科でのうつ病治療 分子栄養学でのうつ病治療 精神科でのうつ病治療 精神科ではうつ病の治療は「モノアミン仮説」に基づいて行われています。 「モノアミン仮説」とは、神経伝達物質である、セロトニン、ドパミン、ノルアドレナリンなどのモノアミンが不足することによって、うつの症状を生じているというものです。 したがって治療では、脳のシナプス間のセロトニン濃度を上げる、SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬、パキシルやレクサプロ)や、セロトニンとノルアドレナリンの濃度をあげる、SNRI(セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬、サインバルタやイフェクサー)という薬を用います。 しかし、約3割の患者さんは抗うつ薬に効果を示さないと言われています。 分子栄養学でのうつ病治療 分子栄養学ではこの部分を説明可能なものにしていくれています。 分子栄養学では、精神疾患を脳の生化学状態により分類し、脳の生化学的な
最近は、うつ病や自閉症、アルツハイマー型認知症に、脳内の炎症が関係しているという報告が相次いでいます。予防医学の分野では、いかに炎症をおさえるかというのが、老化を抑える非常に重要な要素となっています。 先日、岩田正明先生(鳥取大学医学部脳神経医科学講座精神行動医学分野)の「うつ病の病態理解~ストレスによる脳内炎症~」という講演を聞く機会がありましたので、2回にわたって紹介したいと思います。 うつ病と炎症 ストレスが炎症を引き起こす経路 炎症を抑えて、うつを治療する うつ病と炎症 現在、うつ病の病態には様々な仮説がたてられています。 遺伝的要因、神経内分泌仮説、モノアミン仮説・・・それらと肩を並べる一つという位置づけで神経炎症仮説を報告されています。 うつ病と炎症については、以前から関連性が指摘されていました。 風邪をひくと、食べられない、しんどい、やる気がおきない、気が滅入るなどの症状がで
マスターズでタイガーウッズが14年ぶりの復活優勝を飾りました。一時はどん底だったウッズの劇的な優勝は、多くの人に感動と興奮を与えたと思います。私もその一人です。 今日はゴルフについて日々考えていた事を書きたいと思います。 ゴルフのスイングは脳の頭頂葉を鍛えることで安定する? ゴルフのラウンドは脳の前頭葉機能を刺激する? 認知症予防にゴルフは最適! ゴルフのスイングは脳の頭頂葉を鍛えることで安定する? 私は大学時代にゴルフ部に所属し、ゴルフに打ち込んでいました。 研修医や出産などで、5年ほどブランクがあり、今は週に1回、打ちっぱなしに行くか行かないか、年に7回ぐらいラウンドに行く程度です。 学生時代の方がもちろん、スコアはよかったのですが、これだけ練習をしなくなった今のほうが、スイングは安定して、スコアも大崩れすることはなくなりました。(学生時代は80台前半、今は90前後) 大学時代はゴルフ
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