建築 築百年、長い間お米屋さんとして使われていた町家を、化学物質を一切使わず、紅殻(べんがら)・荏(え)油・柿渋を使って改修しました。五右衛門風呂やおくどさんなど、懐かしい風情も残しております。木と土の世界で、ゆっくり深呼吸しながらくつろいでいただける空間に仕上げました。 歴史 平安時代、天皇の居所であった内裏の中。その中心的存在である紫宸殿の東北に位置し、舞いや宴が行なわれていた殿舎が「綾綺殿」であり、ここがまさにその場所にあたります。目を閉じれば王朝絵巻が繰り広げられる様子が浮かんでくる・・・雅びな歴史を感じていただけるところなのです。