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中東情勢
xerxes.hatenablog.jp
エヴァを見た私は、それを語りうる言葉を求めた。 すぐに宮台真司に出会い、また彼を通して東浩紀を知り、 東を批判する、宇野常寛の「ゼロ年代の想像力」に至った。 彼らはそれぞれの言葉でエヴァを語り、エヴァが切り開いた『地平』が、 その後のサブカルチャーに与えた影響の大きさに注目していた。 中でも、宇野常寛はエヴァや95年の日本社会の事象を含め「95年の思想」と呼んだ。 そしてゼロ年代に入り、 「碇シンジに夜神月は止められない」という言葉で、 その思想の失効を鮮明に印象づけた。 と、同時に「95年の思想」から派生し、 東浩紀などが擁護した「セカイ系の想像力」を批判し、 それに代わりうる「ゼロ年代の想像力」の誕生を、 宮藤官九郎、よしながふみ、木皿泉などの例をあげながら、 祝福とともに迎えている。 宮台真司が訴えた「終わりなき日常」の息苦しさに対し、 「終わりのある(ゆえに可能性あふれた)日常」が
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