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円安とは
yasemete.hatenablog.com
「大使館が否定してるのにフェイク情報を拡散する先生たち1&2」「ウソが多すぎるフィンランド情報」など過去の記事で、フィンランド情報にはたいへんウソが多いことを再三書いてきましたが、昨年マリン政権が誕生して以来、メディアによるフェイク報道合戦が過熱しているようなので、以下に紹介します。 マリン首相の霊言インタビュー まず、今年1月に、マリン首相が週休3日(週4日労働)を提唱したというフェイク・ニュースが流れました。覚えている人もいるでしょうか? Finland PM calls for four-day working week and six-hour days https://t.co/KF0fFeu7kp pic.twitter.com/13qGZ9CcMT — ITV News (@itvnews) January 6, 2020 しかし、これは彼女が首相になる前の過去の発言であり、
先日、「なぜ低学力のフィンランドが1位になったのか?」 というブログ記事の中で、"教育ブームをウソでもいいから信じたいという不気味な人たちが世界に大勢いる" と書きましたが、今回はアメリカで起きた日本教育ブームを取り上げて、外国の教育に関してウソを言いふらす人、また、そのようなウソを必要としている人が世界中にとても多い、ということをご覧いただきたいと思います。 New York Times が「日本教育に学べ」 2014年7月に New York Timesが "Why Do Americans Stink at Math? (なぜアメリカ人は数学が苦手なのか?)" という記事を掲載しました。書いたのは、Elizabeth Green (@elizwgreen)という、教育系サイトを運営している人で、彼女が書いた "Building A Better Teacher" という本の紹介と宣伝
(初出:「北欧ゴリ押し」ウォッチ 2018年12月12日) *レイプの多い国ランキングで3位 フェミニスト国家として内外で誉れ高いスウェーデンですが、どういうわけか「レイプ大国」という不名誉な評判も定着しています。日本語で「レイプ大国」あるいは英語で「Rape Capital」と検索すると、必ずスウェーデンが登場します。ある国別レイプ・ランキングによると、スウェーデンは南アフリカ、ボツワナに次いでなんと第3位。 フェミニスト国家なのにレイプ大国ってどういうことでしょうか?フェミニストはレイプに興味ないのでしょうか?女性の味方じゃないのでしょうか? 不思議ですね。 *「レイプが多いのは意識や解釈の問題」という言い訳は、政府も納得してない レイプ件数が多い事に関して、スウェーデン政府は2017年2月に見解を発表しています。その要点は以下の2点です: 1 スウェーデンは意識が高いので、他の国より
(初出:「北欧ゴリ押しウォッチ 2018年12月13日) フェミニスト国家なのにレイプ大国になったスウェーデン その1 - 「北欧ゴリ押し」ウォッチ から続く *レイプを通報しても門前払い、警察の捜査も追いつかず 「犯罪を通報しない人が多い」という記事を先に紹介しましたが、たしかに警察は忙し過ぎてレイプなんぞにかまっていられないられないようです。 スウェーデンの警察は殺人などの凶悪事件に忙しく、レイプ事件は多いけど関わっているヒマがない、という記事。レイプ事件が告訴まで行く割合は年々下がって、2014年は20%だったのが去年は11%だった。#スウェーデン #治安 #レイプ大国 #北欧 https://t.co/QBNhMp0hWa — 北欧の理想と現実 (@yasemete) September 13, 2017 また通報体制にも問題がありまして・・・ レイプ事件を捜査しない警察に業を煮や
(初出:「北欧ゴリ押し」ウォッチ 2019年5月20日) 先日は、スウェーデンにおけるレイプの実態について書きました。 yasemete.hatenablog.com スウェーデンは、「同意なきセックス」とか「夫婦間のレイプ」を取り締まるワンランク上のフェミニスト先進国かと思いきや、現実は正反対で、一般国民はガチ・レイプに怯えている、という内容でしたね。 今回は、窃盗事件をチェックしてみます。 減少する窃盗事件・・・の統計 スウェーデンでは全般的に犯罪が増加していて治安が悪くなっているのですが、なぜか窃盗関連事件(スリから銀行強盗まで含む)は減少しています。 スウェーデン国家防犯局(Brå)によると、2014年は540,000件だったのが2018年は445,000件と、5年間で約17%の減少です。 こういう統計だけを取上げて、"キャッシュレスにしたから盗難が減った" とか、テキトーなことを
(初出:「北欧ゴリ押し」ウォッチ 2019年4月13日) フランスの痴漢事情については、いつかまとめておこうと思っていたのですが、記事にできるぐらいニュースが集まったので、書いておきます。 フランスは北欧じゃありませんが、一応、最後にスウェーデンも出てきますよ。 フランスの痴漢被害は2年間で26万人超:フランス人女性はスカートを穿かない フランスのONDRP(犯罪データ庁?)が、公共交通機関における性犯罪に関して調査を行い、2014年と2015年の2年間に痴漢被害に遭った人は267,000人、と発表しました。 'Hundreds of thousands of women' in France molested on public transport https://t.co/OQEXV3ZVTF pic.twitter.com/3wevpibgHT — The Local France
(初出:「北欧ゴリ押しウォッチ」2019年2月9日) これまでもフィンランド関連のフェイクニュースを数々取上げてきましたが、いろいろ進展や発見がありましたので報告します。 *ハフィントン・ポストのフェイク・ニュースをよそに、下落を続ける出生率 フィンランドの育児政策ネウボラが "出生率を伸ばした"、というハフィントン・ポストのフェイクニュースについては書いたのは、もう2年近く前になりますが、あれ以降もフィンランドの出生率はどんどん下がり、とうとう日本に追いついてしまいました。グラフにすると、以下のような感じ。 日本の2018年の出生率はまだ発表されていませんが、もしかするとフィンランドに追い越されている(つまり、フィンランドの方が低くなっている)かもしれません。 (追記:6月に、2018年の日本の出生率は1.42と発表され、フィンランドの出生率は1.41だったので、日本より低いことが明らか
以前、「ウソが多すぎるフィンランド情報」の中で、“PISAという学力テストそのものが怪しいという話しがある”、と書きましたが、今回はフィンランドの教育政策と国際学力テストPISA及びテスト主催者であるOECDについて書きたいと思います。 分数ができない生徒の学力は高くない まず、フィンランドの生徒の学力がとても低いということを確認しておきましょう。別の記事でも引用しましたが、もうひとつの国際学力テストTIMSSでフィンランドの生徒の8割以上が分数の計算問題ができなかった、という事実ですね。 2011年国際学力テストTIMSSで出された分数計算の問題 フィンランドの正解率は16% 通分が理解できてないので分数の計算ができないようです。 また、以下の現地メディアの記事は、"9学年生(中三ぐらい)の3分の2がパーセンテージの計算ができず、買い物をするときに値引き計算ができない" と書いています。
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