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買ってよかったもの
teda.iza.ne.jp
帯に「政治か科学か」とある。私のもっているのは昭和42年(1967年)の初版第1刷である。どうしてこれを買ったのだろう・・・・・・・・。 いまも「日本のルイセンコ論争」と改題し、同じみすず書房から出ているようだ。つまり現役である。あれから40年だ。 敗戦後、日本の生産力を弱めようという占領軍の意図も加わって労働運動が盛り上がり、いわゆる民主主義革命の波が高まった。著名な理論物理学者の武谷三男は、1967年に「技術を我らの手に」という論文を書いて、農業生産についてふれ、ルイセンコの名をあげてソ連の農業技術の成果をたたえたのだった。民主主義科学者協会という共産党系科学者集団、八杉竜一、福島要一…(この二人は私のよく覚えている名前)らが活発にルイセンコ学説を紹介しメンデルによる正統派遺伝学を攻撃するようになる。 彼らはメンデルの遺伝学の何を問題にし何を主張したか。メンデルモルガン遺伝学は遺
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