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新宿と新大久保の喧騒の間にひっそりと、隠れ家的に存在する喫茶店・カフェアリエ。もともとこの建物は1960年、ネオ・ダダのアーティストの本拠地となった伝説的建物『新宿ホワイトハウス』として知られていたが、現在はカフェに改装。普段は移動中のサラリーマンや新大久保から流れた韓流ファンの主婦などに憩いの場として利用されている。一方、不定期にライヴやイベントができる場としても提供され、その時間になると客層が一変。個性的なアーティストやそのファンが集う。 今回スポットを当てるのは、新宿ホワイトハウスをカフェアリエとして甦らせた店主・向野実千代氏である。筆者が彼女のことを知ったのは、カフェアリエが開店するよりもっと前のことである。実は、ロコマガでも過去にフィーチャーしている昆虫キッズやヤングのほか、活動量の差こそあれ、現在活躍する多くの個性的なアーティストが向野氏の主催した「カワサキ・ティーンズ・プロジ
スカートが他のインディーバンドと違う点があるとすれば、2010年にココナッツディスクという場があったことです。 東京インディーシーンを牽引し、今年カクバリズムから新譜『CALL』を発表したスカートの澤部渡は、5〜6年も前のTwitterのダイレクトメールの履歴を掘り起こしながらそう語ってくれた。そして今回の主役・ココナッツディスク吉祥寺店店長の矢島和義も、自身の店に中古レコードだけでなくインディーで活躍するアーティストたちの新譜を置くようになった一番大きなきっかけはスカートの自主制作ファースト・アルバム『エス・オー・エス』(2010)を置いてからだったと語る。 店では定期的にインストアイベントなども開催される。今年6月に行われたミツメの新譜『A LONG DAY』のリリース記念インストアライブは、過去最大の来場者を記録。店内に入れない人が続出し、CD・LPともに完売した。インストアライブに
「副業バンド」じゃなくて「究極のバンド部」。トーベヤンソン・ニューヨークは、プロの漫画家、音楽家、デザイナー、プログラマ、編集者である彼らだからこそ、部活動のような雰囲気ながらも、音楽、ジャケットやフライヤー、ホームページや特設サイト、ひとつひとつのメイキングはお手の物。バンド活動のあれこれがすべてバンド内制手工業!高水準!しかもなんだか本人たちすごく楽しそう!唯一無二のバンドサークル…それがトーベヤンソン・ニューヨークなのだ。そんな彼らの共通点は無類の漫画好きであるということ。今回のインタビューでは、バンド結成に至る経緯から、デザイナーの森敬太が発足させた自主漫画レーベル『ジオラマブックス』の生い立ち、昨年11月に行われたどうレーベル主催の音楽と漫画の祭典『ジオラマミュージックフェア』でのライブレポートと来場者のアンケートをお届けします! 取材・文:藤森未起 写真:清水尚樹(easeba
ふざけんなよもう 納得いかねえよ、俺は。 惜しまれつつも今年1月をもって活動終了したロックバンド・昆虫キッズ。最後のライヴアルバム『さようならからこんにちは』の特典DVD冒頭には、居酒屋にて昆虫キッズのVo.高橋翔が、ドキュメンタリー映画監督・岩淵弘樹に解散することを説明するシーンが描かれる。岩淵の「ふざけんなよもう」という声に端を発するようにそこから本編は、その夏の昆虫キッズのラストツアー映像と、2006年から始まった昆虫キッズの映像が交錯しながら、彼らの約9年が綴られる。結成間もない頃からずっと追ってきた岩淵だからこそ作ることのできる、ロックバンドの軌跡が詰まった作品だ。 今回取材させていただいた岩淵弘樹は、ドキュメンタリー監督として作品を発表する一方で、昆虫キッズやスカート、どついたるねんなど数多くの東京で活躍するミュージシャンを撮影している。そんな彼が今年6月、カンパニー松尾率いる
2014年12月末をもって閉店した南池袋ミュージック・オルグ。ここは、ライブハウスだけではなく、オルグのPAであり録音エンジニアの馬場友美(通称、馬場ちゃん)によって録音作業場としても利用され、オルグで録音し世に放たれた音源も数多く存在する。また、毎年5月10日には、自身の誕生日を祝うイベント『馬場聖誕祭』、昨年12月にはミツメ・森は生きている・吉田ヨウヘイgroupによる3マンライブ『馬場ありがとうナイト』や、シャムキャッツやGELLERS、柴田聡子など、計14組が出演する『オルグスター感謝祭』を開催している。そんな皆に愛される馬場ちゃんとは一体何者なのか? 今回、馬場ちゃん協力のもと、今まで馬場ちゃんが(オルグ問わず)携わった全音源の作品リストを作成。そのリストで過去の活動を振り返ってもらい、録音エンジニアとして、アーティストのPAとして、オルグのPAとしての活動についてインタビューを
旧・新宿ホワイトハウスとして有名な、新宿百人町にあるカフェアリエの店長、向野実千代氏のインタビュー。音楽遍歴からカフェアリエのこと、そして彼女の主催した伝説的イベント『カワサキ・ティーンズ・プロジェクト』の話も。
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